陸羽東線「リゾートみのり」8月ラストラン 旅行商品専用の団体臨時列車として運転



JR東日本の仙台支社は7月1日、キハ40系気動車の改造車「リゾートみのり」について、、8月に旅行商品専用の団体臨時列車「ありがとうリゾートみのり号」として最終運転すると発表した。

当初は6月で引退する予定だったキハ40系改造車「リゾートみのり」。【撮影:草町義和】

運転日は下りが8月8~10日の3日間。上りは8月9・10日に運転する。運転時刻は下りが仙台9時13分発→小牛田9時53分発→鳴子温泉11時00分着・11時23分発→新庄12時26分着。上りは新庄15時00分発→鳴子温泉16時00分着・16時35分発→小牛田18時10分発→仙台18時55分着になる。

旅行商品は仙台→新庄間の日帰り片道コースや仙台→鳴子温泉間の宿泊付きコースなどが設定されており、旅行代金は日帰りコースが5500~7500円、宿泊付きコースが2万3500~2万4500円。7月3日からびゅうトラベルサービスのウェブサイトで販売する。

「リゾートみのり」はキハ40系のキハ48形を改造した3両編成。大きな窓と設置間隔の広い座席(シートピッチ1200mm)が特徴で、展望スペースやイベントスペースも設けられている。2008年にデビューし、おもに仙台~新庄間を結ぶ臨時快速「リゾートみのり」として運転されてきた。

老朽化のため6月28日限りで引退する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で4月13日以降の運転を見合わせ、そのまま6月28日を迎えていた。