新幹線全区間で携帯電話「圏外」解消へ。山形新幹線も2020年中にトンネル内通話可能に

オリンピックめざし整備が進み

日本の全ての新幹線で、トンネル内で携帯電話がつながるようになります。東北・上越新幹線が7月23日に整備完了し、最後に残る山形新幹線も2020年中に全ての区間でサービスを開始します。

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急速に解消

少し前まで、新幹線のトンネル内では携帯電話の電波が途切れるのは、よくあることでした。しかし、2020年東京オリンピックを前に、トンネル内の携帯電話サービスの整備が進められ、新幹線の「圏外」は急速に解消しています。

2020年7月中には山形新幹線の一部区間を除き、全新幹線のトンネルで携帯電話サービスが開始されます。

山形新幹線

2020年に相次ぎ整備完了

トンネル内の携帯電話サービスで先んじたのは東海道新幹線で、2002年4月に全線で整備を完了しています。山陽新幹線が2016年12月22日と続きました。

それ以外の路線は2020年の整備完了で、北海道新幹線が3月25日、北陸新幹線が3月31日、九州新幹線が5月30日と続きました。さらに、秋田新幹線が7月8日、東北・上越新幹線が7月23日に整備完了を予定しています。

東北・上越新幹線の全線整備完了を以て、全てのフル規格新幹線の全トンネルで携帯電話サービスが開始されることになります。

残るのは山形新幹線・峠駅~米沢駅間と、大石田駅~新庄間の2カ所。この区間も2020年内も整備が完了する見通しで、それにより、日本の新幹線全区間で「圏外」が解消することになります。

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