こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

ホームページの更新は、前述の通りイラストの修正に手を付け始めたため、しばらくはおあずけとなりそうです。先日、後位側デッキ床下のステップと、車端部乗降ドア手すりの切り欠き寸法が気になると書きましたが、いざ直し始めると、キハ車端面デッキゴミ箱の張り出しの寸法や、冷房制御用KE53Cジャンパ受栓の大きさ及び同切り欠きの幅なども気になり始め、ドツボにはまっています。。。

 

ということでホームページは気長に直すとして、先日ブログネタにして好評であった模型ネタを書いてみたいと思います。今回のテーマは「Tomixさん(KATOさんでも良いが)に模型化して欲しいキハ58系急行」というシリーズをやってみようと思います。まずは急行「丹後」です。

 

Tomixさんのキハ58系特定列車特集はどうも西日本に偏っている気がします。特にJR化後のJR西日本では、「能登路」「たかやま」「砂丘(新・急)」「みよし・ちどり」等、軒並み模型化されています。しかしながら、最後まで急行色の長編成で人気であった急行「丹後」は、なぜか模型化されていません。Tomixさんの大好きなキロ28が入っているにも関わらず。。。

 

そこでTomixさんが急行「丹後」を模型化するとどうなるかを、勝手に予測してみました。

 

廃止間際の1995年の時点で、急行「丹後」を担当する福知山運転所には、下記の急行用キハ58系が配置されていました。(ワンマン及びジョイフルトレイン等用途限定車を除く)

 

キロ28:2305、2307、2308、2511、2512

キハ58(指定席):7201~7208(それぞれ種車:78、690、467、696、259、451、553、625)

キハ58(自由席):248、671、673、1109、1110、1112、1115、1118、1137、1139、1140

キハ28(自由席):2029、2070、2073、2184、2395、2441、2465、3002、3003、3005、3017、3019、3021

 

そこで、次のような編成例を考えてみました。

 

<キハ58 7204+キロ28 2305+キハ28 2441>+キハ58 1140>

 

1号車

↑キハ58 7204(696)。

「いさり火」セットに入っているキハ58をそのまま急行色にすれば当該車両になります。7202や7208もほぼ同形なので、番号選択の幅も広いですし、新たな金型を起こす必要がありません。その割に交換された屋根上ベンチレーターや水タンクなど、目立つポイントで見どころの多い車です。

 

2号車

↑キロ28 2305

Tomixさんは、ユニットサッシ化されたキロを模型化するのが好きなので、この車を選んでみました。福知山で唯一のユニットサッシ車でこの編成の注目ポイントです。福知山配置の他のナンバーは、2300番台・2500番台の標準的な形態ですので、現在模型化されている車両がそのまま使えます。Tomixさんからは未だ300番台のユニットサッシ車は模型化されていませんが、これと同じ金型を使うと四国に居たキハ28 5216(元キロ28 2306)と同じになりますのでバリエーション展開に期待が持てるでしょう。

 

3号車

↑キハ28 2441

折角のセットなので、単品の車両と少し変えてみました。側面の給水口が中央寄りに移動している12次車です。Tomixでは同じく給水口が中央寄りの11次車を「氷見線キハ58系+キサハ34セット」で模型化しているのでこれのボディを使い、11次車は内ばめテールライトで12次車は外ばめテールライトであるため、前面部は単品販売のキハ28のものを使えばよいです。よって新たな金型を起こす必要はないでしょう。バリエーションが欲しい方は、3000番台モデルチェンジ車の床下と交換すると、機関予熱器が強力型になった14次車の2465を再現することができます。(機関横の接触器箱の形状がモデルチェンジ車は若干違いますが、もともとTomixのキハ58形はモデルチェンジ車も平窓車も床下が共通でこの部分は目をつぶっているので、良しとしましょう)

 

4号車

↑キハ58 1140

こちらは、単品で発売されているキハ58 1100番台と同じタイプです。福知山のキハ58一般車は、平窓3両に対し、モデルチェンジ車8両でしたので、圧倒的に1100番台の方が見かける率が高かったので、この車を選んでみました。モデルチェンジ車は形態変化が乏しいですが、福知山生え抜きの1118はデッキ上の通風器が撤去されていたので、バリエーションを増やしたい方は再現されるとよいでしょう。

 

急行「丹後」はこの基本4両編成に2連・3連を連結した6連、7連なんて編成も多かったのですが、個性の強い車両を基本セットに持ってきましたので、増結は単品のキハ58系(平窓車・モデルチェンジ車)そのままでもOKでしょう。(あ、Hゴムは黒く塗らなければならないですが・・・)

 

こんな編成模型化してくれないかなぁ。

 

次回は、「ときわ・奥久慈」や「赤倉」「しらゆき」などを紹介しようと準備しています。あと、急行ではないですが快速「南三陸」なんていうのも面白いかも。何せTomixさんのキハ58系模型化は西高東低なので、東日本・北日本エリアの模型化にも頑張ってほしいものです。(やはり機関換装で床下パーツや給水口の無い車体が新規金型になるのでハードル高いのかなぁ。でもあんなマニアックなキロを次々と模型化するのだから、やれると思うのですが・・・)

 

是非私のホームページ

 

http://kami-kitami.sakura.ne.jp/index.html

 

にも各車の解説がありますのでご覧になってください。