JR東日本の舞浜駅と、東京ディズニーリゾートの各施設を結ぶディズニーリゾートライン。
跨座式のモノレールが走る光景を見ていると、かつて全国各地の遊園地等で見られたモノレールを感じ、少し嬉しい気持ちになります。

ディズニーリゾートラインは2001年に開業し、単線の環状運転を行っています。
公共交通機関としての存在ですが、車両や駅はディズニーの世界観を取り入れたものとなっており、利用者の目線ではアトラクションに近いといえます。

車両は6両編成が5本在籍し、編成ごとに外装のカラーリングが異なるのが特徴です。
側面の窓がミッキーマウスの顔の形になっており、車内にもディズニー要素が散りばめられています。
形式はType Xで、開業時から使用されている車両です。

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5本が揃って使用されてきたType Xですが、開業から20年近くになることから車両の置き換えが行われることとなり、後継となるType Cが2020年7月3日から運行を開始する予定です。
元々は5月21日に運行を開始する予定となっていましたが、新型コロナウイルスの感染が拡大した影響で延期となっていました。

Type Cの運行開始に伴い、既にType Xが1本離脱しており、置き換えが始まっています。
2024年度までに全編成が置き換えられるということですので、しばらくは両形式が活躍する光景を見ることができそうですね。