写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

28 2000年12月~2001年1月の旅行感想<その4> 

 韓国旅行の感想、というよりは補足ですが、4回目。読んでやってください。
 
    韓国地下鉄の物売りについて
 地下鉄の物売りはおそらく勝手にやっていると思われます。胡散臭いアイディア商品が多いようです。何に使うのかわからないものも多いです。その割には結構売れていたりします。新聞売りも来ます。
 
 <追記>2015年、19年の訪韓ではすっかり見なくなりました。まだ存在するのでしょうか?
 
 釜山で買った食器について
   食器を買った理由は韓国料理を食べるときに韓国式の食器の方が気分がでるかなあ、と思っただけです。安物ですから大したことないです。ご飯・おつゆ・おかず用の3点セットを買いました。形は日本のものとずいぶん違います。本文中に書いた「サービス」の件ですが、3つ買ったので相当割引してくれたことになります。あとで気づいて感謝感謝。
 
 あと箸とスプーンも買いました。韓国ではご飯茶碗は手に持たず、ごはん、おつゆはスプーンで食べます。おかずだけ箸で取るわけです。スプーンは「スッカラク」箸は「チョッカラク」といいますが、スプーンの「ス」、チョップスティックの「チョ」と覚えておけばいいです。以前はほとんど金属製の食器を利用していたのですが、なぜかここ10年ほどで陶器製が圧倒的に優勢になった気がします。ただ、箸だけはスプーンとの兼ね合いか、いまだに金属製です。日本人には使いにくいですが、面白いのでスプーンとともに太花百貨店で買ってしまいました。
 
 <追記>2019年の訪韓時には金属食器が復活していました。
 
 韓国の鉄道事情について
 韓国国鉄も赤字だそうです。私が列車に乗ったときには慢性的に混雑していましたし、どうなっているのだろうと思います。おそらく合理化が進んでいないせいではないでしょうか?
 
 乗った感じでは日本の旧国鉄的な人員の多さが目につきました。あと本数が少ないし、時間もかかりすぎ。時刻表を眺めると、極端な例ですが、ローカル線で深夜2時15分発2時45分着という列車があります。何か理由があるにしてもちょっと常識では思いつかない列車です。幹線では一日中ほとんど列車が停まらない駅もありますし、改善の余地は大きいと思います。時間が正確なのは人員設備過剰のおかげかも知れませんが。
 
 韓国の鉄道は線形が非常に悪い(特に全羅・江原地方)ので、仮に民営化してもそう収支が劇的に改善するとは思いません。むしろ合理化を進める方がいいと思うのですが・・・。
 
 <追記>KTXがらみの線形改良などで韓国の鉄道もだいぶ近代化しました。そのぶん郷愁を感じさせるものはなくなってきました。今の韓国の鉄道が赤字かどうかはわかりません。