2019年8月15日の
三島駅前

8月中旬に開催される三島夏まつり(三嶋大まつり)*は例年8月15日、三島市街地に十数台の山車が並び、山車シャギリ大会が行われます。

三嶋まつりの山車(一番町)
三島駅前
2019年8月15日
山車は日本各地で観られますが、三嶋まつりの山車は屋台に近い外観で前方に張り出した提灯が特徴です。車輪は基本的には4輪車です。

この日はあいにくの雨模様で側面を紅白幕とビニールシートで覆われていますショボーン

その他8月15日には箱根西麓では午後7時半より名物の三島大文字焼きが行われます。


伝統と熱気が漂う三島市最大イベント「三嶋大祭り」

*"三島夏まつり"は2017年に"三嶋大祭り"に改称されています。
参拝客で賑わう三島大社
2015年1月1日

三島大社は三島市の中心部に鎮座し、静岡県東部で大変親しまれています。そもそも”三島(三嶋)とは、伊豆大島・三宅島等から成る伊豆諸島を指すと言われており、主祭神は伊豆諸島の開拓神
古代には伊豆諸島の噴火を畏れた人々から篤く崇敬され、中世に入ると伊豆国の一宮として源頼朝始め多くの武家からの崇敬を集めました。
そのため8月16日は「伝統芸能の日」で、当日は俳優やタレントが頼朝に扮して参加する「頼朝公旗挙げ行列」をはじめ、音楽や農兵節パレード、大神輿渡御などが行われます。大社宝物館前では手筒花火が奉納されます。

最終日の8月17日は「踊りの日」郷土芸能の農兵節みしまサンバパレードが行われ、多くの踊り手たちが三島市街地を埋め尽くします。
三島市街地を走る
東海バスオレンジシャトル1542
沼津230あ1542
いすゞKL-LV280L1改(2003年)
楽寿園前ー本町
2019年8月15日

2016年に小田急バスより転入した初期のいすゞERGAで小田急バス時代は登戸営業所(旧生田営業所)配属の03-E9030号車。登録番号は川崎200か・220でした。

東海バスでは小田急グループとなった昭和50年代より連綿と続いており、1542号車オレンジシャトルへ社名変更してから1505号車に続く小田急バス中古ERGAの導入となりました。

三島大社境内入り口の大鳥居前を東西に東海道が、南に下田街道が通っており、交通・文化の要衝として近世以降は三島が東海道の宿場町として発達したことに伴い東海道を往来する庶民からも三島大社篤く信仰されてきました。
周辺は伊豆国の中心部として国府のあった地で、のちに三島大社の門前町として発達、いつしか地名も大社に由来して「三島」と称されるようになったと云われています。



三島夏まつり(現在の三島大まつり)
に因んだ伊豆箱根鉄道
記念切符や特別往復券