昨年6月に、関越道を走る高速バスに往復乗車して、一泊二日で新潟へ出かけた。一番の目的は「きらきらうえつ」撮影だが、「高速バス」に乗車するのも旅行の目的の一つだった。現地の移動は鉄道とバスの利用で計画したので、初日の午後は越後線で 115系を撮影して、新潟駅近くのホテルにに宿泊した。
 翌朝、「きらきらうえつ」を撮影のため白新線・佐々木駅近くの撮影ポイントへ向かった。「きらきらうえつ」は金、土、日を中心に臨時列車として「新潟-酒田」間に運行されているジョイフルトレインだが、10月に新しい車両に置き換えられてしまうことが決まっていた。あまり関心の無い車両だったので今まで未撮影だったが、無くなってしまうと思うと撮影したくなった。
 6年ぶりの撮影ポイントで、撮影条件は変わっていなかった。現地に到着したのは8時前で、その時点ではサイドは真っ黒だった。時間が経つにつれ少しずつサイドに日が回ってきた。927M を撮影後、撮影者が一人現れた。そして、「きらきらうえつ」は定刻にやって来た。サイドがまだ弱いように感じるのは、この時期太陽がトップ過ぎるのも原因かもしれない。しかし、無事予定通り撮影することができた。実際に見ても派手な塗装の電車だ。今回の目的がすべて完了し、高速バスに乗るため新潟に戻った。

 黒山→佐々木 
190614101L
快速「きらきらうえつ」 8871M、新潟発、酒田行き / 10:29
国鉄485系電車700番台 / 「きらきらうえつ」編成(4両/JR東日本/新潟車両センター)


 きらきらうえつ編成は、2019年9月29日定期運用を終了し、12月15日の団体専用列車「きらきらうえつ美食旅」の運転をもってすべての営業運転を終了した。これで、485系改造によるジョイフルトレインは、「華」「リゾートやまどり」「ジパング」の三本となった。
 2019年10月5日からは、新しい HB-E300系気動車「海里(KAIRI)」編成により臨時快速列車「海里(KAIRI)」として運行開始された。運行区間は、「きらきらうえつ」を引き継ぎ、「新潟-酒田」間となっている。


Nikon D500 + Nikon AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR