JR東日本でのキハ40系は殆どの線区から消えてしまい、今年の3月には県内の只見線・磐越西線からもその姿を見る事は出来なくなってしまいました。
しかし福島県内最西端に当たる「只見町」では今でもそのキハ40系を見ることが出来ます。皆様ご存知のように2011年に起きた「新潟福島豪雨」で只見川が氾濫。只見線は甚大な被害を受け、今でも会津川口~只見間が不通のままです。
本来只見線は会津若松のキハ40系で全線運行されていましたが、寸断以降西側に当たる「只見~小出間」(只見線新潟側)は新潟支社のキハ40系により運行されています。
そのキハ40も7月中旬にキハ110系へ更新されることとなり、
今がキハ40系最後の運行になっています。
緊急時代宣言も解除になって、県境を超えての移動も解禁になった事から、「KNさん」に同行いただき最後の「只見線キハ40系」の撮影に行ってまいりました。
12時頃最初の目的地、「薮神駅」に到着しました。
薮神駅には綺麗な「あじさい」が咲いていて、「あじさい」とのコラボを狙います。KNさんは以前に撮ったので今回は別のアングルを狙うとの事でした。
駅の待合室には列車に乗るおばあさんが一人待っていたのですが、列車が来る少し前に若者二人がやって来て3名での撮影になりました。
1、キハ481533+キハ48545「2424D」 薮神駅 2020.06.25。
まずは列車にピントを合わせ。
2、別カメラは花ピンで。
天気が良くなってあじさいも少し萎えています。
3、2両目キハ48545は「只見縁結びラッピング」
女性の車掌さんでした。
4、ホームに降りて前方を確認します。
女性の車掌さんが美しい花に華を添えます。
5、発車して真横から。
ちょっとピントが甘かった……。
6、キハ48545「只見縁結びラッピング」を後追いで。
このラッピングは只見線・新潟側でしか見る事が出来ません。
次は「2425D」の撮影でしたが、その前に「キハ110系」の試運転列車を撮りました。
7、キハ110×2 試運転列車 『お地蔵さんに見守られ』
上条~越後須原間で撮影。
8、別カメラは列車にピントをあわせ、もう少し広く。
手前右の大きな葉の塊は、キュウリやひょうたんに似たような野菜「ズッキーニ」です。
※“キハ40のいる風景”あじさいの花咲く駅 の動画です(試運転列車はありません)。 2’24”
次回は、2425Dです。よろしくお願いいたします。