小田急電鉄 新百合ヶ丘駅発行 定期券購入済乗車票 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和60年に小田急電鉄小田原線の新百合ヶ丘駅で発行されました、「定期券購入済乗車票」です。

 

 

PJR/てつどう橙地紋のA型券となります。

 

着駅は小田原線の「生田」と「玉川学園前」、多摩線の「小田急多摩センター」で、「玉川学園前」の部分には特活が用いられているように見受けられますが、「小田急多摩センター」は通常の活字による組版で、駅名が長いため2行書きとなり、それでも「→」矢印の下に食い込んで組版されています。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

かつて同社で発売されておりました矢印式乗車券と同様に、「表面矢印の1駅ゆき」の記載があり、最下段の発行箇所の文字が最上段の発駅名と同様の大きさで、「新百合ヶ丘」の部分には特活が用いられているように見受けられます。

 

 

小田急電鉄の「定期券購入済乗車票」は、後に拙ブログの2014年2月19日のエントリ「小田急電鉄 本厚木駅発行 定期券購入済乗車票」でご紹介いたしました、無地紋で着駅を指定しない様式に切り替わったようです。