今回はGMエコノミーキットと一体成型ボディを使って8614Fを作っていこうと思います。

 

種車1

種車は前にCP製伊豆急8000系を作った時に余った先頭車×2と中間車×1と軽量車体の一体成型品のデハ8700と8800を各1両。

CP製伊豆急8000系は当初4+2の編成で作ろうと画策し、3+3に変更しTB編成を製作。

連結用にTA編成を作ろうと思いましたがクモハ8150形(先頭改造車)を作るの難しいな~と放置していたところ、鉄コレで製品化されたので完全にお蔵入りになっていたものです。

 

種車2

不足する中間車はエコノミーキットシリーズの8500系の中間車を使用します。

8614Fは完成品で登場していますが、実車はデハ8883-デハ8775の2両だけ軽量車なのに製品ではすべて軽量車で作られてしまっているので、今回はエコノミーキットを使って少し実車の組み合わせに近づけてみようと思います。

エラーではなく、製造の都合なので仕方がないところですね…

 

デハ8514

デハ8514と8614はエコノミーキットをそのまま組み立て。

デハ8614は非軽量車体ですがクーラーは軽量タイプの物が付くのでトレジャータウンのRPU-2204Aクーラーを取り付けるため3㎜の穴を開けました。

 

正面

塗り分けの都合でヘッドライトは撤去。銀河モデルの物を取り付けるようにします。

手すり類はトレジャーの8500系手すりセットの物をつけるためにモールドを撤去。

昇降ステップは2個穴を開けるのですが非常に難しく、デハ8614側は開けてみましたがうまく行かなかったので、デハ8514側は1個穴で済むBONAの103系のステップパーツを取り付けようと思います。形状は違いますが、雰囲気だけ伝わればOKです。

 

側面

側面は車側灯を追加。クーラーはパンタに干渉するのでパンタ側を少し運転台側に動かします。

 

デハ8814

9号車のデハ8814は吹き抜け防止で貫通扉を増設されましたので、キットでもそれっぽく増設。

8500系のデハ8500形の初期型は貫通扉が設置されていない車両があり、後年の改造で当該編成の9号車のデハ8800形に扉が増設されました。

 

改造

上から改造前、はしご撤去、扉増設となります。

扉なしの妻面パーツを使いたかったのですが、キットには1枚ずつしかついておらず、他の車両に捻出した都合で不足していたのでIR付きのサハ用貫通扉を使いました。

はしごを撤去し、向かって左側にプラ板を貼って戸袋を作り、105系などの余った前面板から扉を切り取り、プラ板を使って扉の両側にアダプターを付け、接着。

手すりはBONAの103系、雨どいは0.25㎜真鍮線でそれっぽく(実車は転落防止幌をよけるために曲げ加工がしてある)貼り付け。

雰囲気が伝わればよし。

 

残りの車両はデハ8700形に車側灯を追加する、各車両の屋根に手すりを追加する以外はストレートに組み立てました。

後日塗装を施していきたいと思います。