これから使う予定の『阪神・山陽シーサイド1dayチケット』、購入のためには阪神の各駅へ向かう必要があります。一番近いのは阪神大阪梅田駅、ルートはいくつか考えられますが、今回はJR京都線大阪駅へ向かうことにします。私が持つ乗車券は『大阪市内』まで有効となっており、JRであれば余計な出費は避けられます。

 

乗換改札を抜けコンコースへ。

 

 

来てみて驚きました。日常を取り戻しつつあるとはいえ、平日の朝8時でこの閑散具合。まさにコロナ恐るべしです。

 

 

新大阪発8時19分の西明石行き普通列車に乗り込みます。大阪駅まではわずか1駅4分。さすがに座れませんでしたが、それでも車内はだいぶ余裕がありました。

 

 

西日本一の大ターミナル大阪駅はやはり大混雑。それでも普段と比べれば半分くらいでしょう。駅名標を撮影できるくらいの余裕もありました。

 

さて、これから阪神大阪梅田駅へ向かいますが、その前に自販機でICOCAの残高チェック。基本的に私は\1,000ずつしかチャージしないのであまり期待していなかったですが、なんと\782も残っていました。これはラッキー、思わぬ臨時収入を得た気分です。ムダ使いせず大事に使おうと思います。

 

途中エスカレーターを何度も使いましたが、私の中では『左側に立つ』というのが完全に染みついてしまっており、どうも右側に立つのに慣れず、違和感を感じまくりです。ただ、『郷に入っては郷に従え』。仕方なく前列に合わせることにします。

 

地下の連絡通路を通り、無事大阪梅田駅に到着。件のフリーきっぷを購入すべく、まずは券売機をいろいろ試すものの、その画面が出てきません。結局事務所のようなところでなんとか手に入れることができ、事なきを得ましたが、正直『券売機で売ってくれ!』と心の中で叫ばずにはいられませんでした。まぁわずか\2,200でここから遠く山陽姫路駅山陽網干駅まで行けるのだから、贅沢は言えませんが・・・

 

 

こちらは阪神の駅名標。シンプルで視認性は高いですが、あまり好きなデザインではないかな、と個人的には思います。

 

 

大阪梅田発8時38分の山陽姫路行き直通特急に乗り、いよいよ乗り鉄旅のスタート。発車間近の乗車でしたが、幸先よくクロスシートの窓側席を確保し、まずは月見山駅を目指します。

 

この旅最初の目的地はそこから1駅先にある須磨寺。最寄駅は文字通り須磨寺駅ですが、直通特急は停車しません。月見山駅からは後続の普通列車に乗り換えます。

 

新開地駅に停車すると、目の前に駅名標が。『テツ』の性か、思わず撮影してしまいました。

 

 

月見山駅には9時32分の到着。初めて聞く駅名ですが、特急も停車する主要駅で、駅前もそれなりの賑わいを見せていました。

 

こちらは山陽電鉄の駅名標。先ほどの阪神のものよりは好きなデザインかな、と思います。まぁこうしたものは好みが大きく分かれるので、異論はもちろん認めますけど。

 

 

駅舎も撮影し、普通列車の到着を待ちます。

 

 

9時40分発の山陽姫路行き普通列車に乗り1駅、須磨寺駅で下車します。

 

 

これまたクロスシートの車両でシートもふかふか、座り心地は抜群でわずか1駅で降りるのがもったいないほどでしたが、予定通り須磨寺へ向かうことにします。