集電試験列車!? キハすきすき線区 究極の凸凹編成を再現する! | キハでGo!

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こんにちは、近畿圏も梅雨入りしているようですが、最初の数日に雨が降った以外は降ってもチョロッとしか降らず、蒸し暑くなるので、しんどいですw ただエアコンの除湿で十分に過ごせるのはありがたいのですが・・・w

 

さて今日は・・・とある日のキハすきすき線区にて・・・・

私:「これこれ、優秀なるキハすきすき線区の社員どもよ」

A:「なんでおじゃるか?おやつを食べるのに忙しいでおじゃる・・・さっさと要件を言うでおじゃるよ?」

B:「呼んだでごじゃる?ゲームをしていたでごじゃる・・・・・途中なのに・・・・」

私:「・・・・・そうか、お忙しいところ・・・って、おいっ!仕事しろ!ここに書いてある車両をお座敷レイアウトへ引っ張ってきて欲しい!」

A&B:「え~・・・土日祝はキハすきすき線区の定休日でおじゃる(ごじゃる)。自分でやれ!」

私:「えっ?定休日?馬鹿者!ブラック企業を標榜するわが社に休みなんかあるか!!」

 

と時代にそぐわないキハすきすき線区ですが、作業員が色々なジャンルのケースから車両をかき集めていきます・・・

A:「??2軸貨車を楽しむのでおじゃるか?」

B:「いやいや、旧型客車でごじゃるな?」

 

A:「揃ったでおじゃるよ!むふぅ・・いつ見てもDD51とEF58は勇ましいお姿でおじゃるなぁ・・」

私:「うむ!国鉄機関車におけるディーゼルと電気機関車の最高傑作よのう」

B:「貨車と客車もそろったでごじゃるよ!ではDD51をスハフ44、EF58を2軸貨車のワフ、トラ、ヨに連結するでごじゃるか?」

A:「短すぎないでおじゃらんか?スハ44をもう少し、引っ張って来るで・・・」

私:「いらーーーん!それと2編成ではない!これこれ、耳を貸せ!」

B:「後でちゃんと返すでごじゃるよ?」

私:「ええい!旧世紀のギャグを使いおって!!!いいから貸せ!ごにょごにょ・・・・」

A&B:「ええーっ?全部を連結!?ELとDL・・・客車と貨車を???気は確かでおじゃるか?(ごじゃるか?)」

私:「四の五の言わずにやらんかっ!!」

 

A:「これで何がしたいのでおじゃるか?」

私:「ふふふっ!これはタイトルにある通り、福知山線が尼崎―宝塚間で電化した際に集電試験を行うために編成された「国鉄版集電試験編成」であるぞ!!」

B:「・・・・キハすきすき線区はすでにオール電化していて、ディーゼルも蒸気も線路から集電しているから試験をしなくても・・・」

A:「しかし見事な凸凹編成でおじゃるな・・・電気とディーゼル・・・客車に貨車・・・凸凹編成マニアにはたまらんでおじゃる」

私:「だろう?これなら、EF58で集電試験を行い、万一、集電不足でEF58が止まってもDD51で押し戻せる!そしてワフとトラをつけることで試験に必要な資材を運搬し、スハフ44で試験にかかわるスタッフも同行させることができる!まさに究極の試験編成と思わんかね?」

B:「本当にこんなのが、走行していたのでごじゃるか?」

私:「うむ!わしもネットで偶然、見つけて驚いた。そして『電化開業時走行した電気機関車使用の集電試験列車』でググると実車の写真も見れるので、ぜひ見て欲しい!」

A:「EF58、DD51、ワフ29500、トラ14500、スハフ44、ヨ6000で簡単に再現できるでおじゃる!」

 

私:「さぁ!優秀なるキハすきすき線区の社員どもよ!今から我が線区の電化試験を隅々まで行うのじゃ!」

A:「・・・・いや、だからすでにオール電化で線路から集電できているので、不要でおじゃる・・・」

B:「まぁ、せっかくだから1,2周はさせてやるから感謝するでごじゃる・・・終わったら帰るでごじゃる」

私:「・・・それを言ってしまったら、ただの鉄オタではないか・・・せっかくレアな編成をネットで見つけてきたのに・・・ちょっとは鉄道事業者らしいことを・・・・・」

A、B:「無事にレールからしっかりと集電できたでおじゃる(ごじゃる)。これで帰るので、後片付けしておくでおじゃるよ!(ごじゃるよ!)」

私:「・・・・はーーい・・orz」

 

とせっかく見つけたレア編成も我が線区では無用の長物であったことを確認し、各車両を元のケースに戻し、私も休日の続きを楽しむことにしましたw

この編成は名前の通り、試験用の編成であり、いつどこを走行するかはわからないので、ググって出てくる写真を撮られた方は本当にすごいと思います。そしてそれをネットに掲載していることで貴重な資料ともなっており、その貴重な写真を気軽に見ることができたことに感謝・感謝です。

多分、この編成をまた再現することはないと思いますが、一度くらいは鉄道模型愛好会の走行日に持って行っても面白いかもしれませんねw

でわでわ

 

最近になって、住所地の図書館もIT化しており、ネットで蔵書の検索や、予約などをできることを知り、ネット登録をしました。その際、検索は本のタイトルや著者名などはもちろん、一部検索も可能で色々と「テツ語」を入れた中で、興味深いものを予約してみました。(この予約がすごく便利で、なぜ今まで使っていなかったのかと後悔しましたw)

検索に「はまかぜ」と入れたときに出てきたこの絵本はキハ181のはまかぜ色の末期が題材になっていました。

 

特急はまかぜの終焉時にキハ181は廃車解体となる予定が、何編成かは海を渡ってミャンマーで余生を過ごすことになった気動車ですが、その解体を免れる話です。写真は大きなハサミで解体されることを想像してしまうキハ181・・・そして2枚目はミャンマーへの譲渡が決定した際、381系の特急やくもがキハ181の別れを惜しむシーンです。ヘッドマークのところからため息?が出ているのがちょっと面白い!?(ただ数ページ前では「ディーゼルはうるさいから大きなハサミで解体されるぞ」と脅していましたw)

 

このように絵本では列車や車両が主人公となっているものが増えており、今後も見つけたら、借りてみたいと思います。今のところ、発見して読破しているのは・・・

はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ」と今回の「みんがらばー!はしれはまかぜ」の2冊ですw

ただ見つけて予約するまではいいのですが、実際に窓口に受け取りに行くのがちょっと恥ずかしく感じてしまいます。5,6年前ならボンを連れて行けばよかったのですが・・・

でわでわ