(開業時カラーと標準のなのはな色)
平成元年に伊田線・糸田線・田川線を転換して開業した「平成筑豊鉄道」,あれから31年,令和時代に,ついについに車両がNゲージ鉄道模型として発売されました.
今回発売されたのは,「開業時カラー(「旧塗装」にあらず:製品名が変更になっています)」の412号車,一般色となる「なのはな色」の406号車です.
ちょっと明るい感じがしますが,的確に再現できていると思います.屋上機器は屋根に穴を開けて取り付けるタイプです.まだ取り付けていません.
反対側です.実車どおりトイレはありません.
直前まで試作品が公開されていませんでしたが,作り分けてくれました.ライトは「肥薩おれんじ鉄道」同様,T車は片側しか着きません.
車内も新規に作られています.クロスシート部分は優先席です.
まずは製品化されたことに感謝し,今後「へいちく浪漫号」「ことこと列車」そして,ひたちなか海浜鉄道から譲渡を受けたキハ2004号車まで製品化,さらには貨物列車のタキ1900三井鉱山(400型とは時代設定が異なりますが)まで用意されると楽しみになります.
筆者は2019年5月,令和になった直後の「へいちくまつり」を訪問してましたので,その際の記事を紹介します.
おまけ
2020/7/6 追記:
この製品は品薄と報じられています.
筆者は「品薄」というよりは,「生産数が少なかった」と見立てています.新規金型を使用するこの製品,試作品が発売数ヶ月前に公開されれば,このようなことにならなかったのではと思います.是非,「へいちく浪漫号」共々バリエーション展開して頂きたいです.