石勝線・根室本線全駅間歩き(新千歳空港-十勝清水) その17・占冠駅の到着は、次なるスタート | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その16からの続き

 

-占冠(10:10発)-滝ノ沢信号場(11:51着・12:45発)

 

 

※この全駅間歩きは2015年に歩いたものです。

 

ニニウを出発し、占冠市街を通過した続きです。

 

ついに占冠駅に到着しました。

2泊3日かけてたどり着いた占冠駅は立派な駅でした。

 

鉄道距離34.3kmに対して、歩行距離は66kmにも及びました。

今回はニニウに寄り道したので、寄り道ナシの距離は53.8kmですが。

 

 

皆さんも健康のために、この駅間歩いてみませんか?

健康を害したとか、クマのエサになったとかという苦情は受け付けませんが。

 

 

 

ホームは2面3線。

特急列車に対応する長いホームが設けられています。

 

ちょうど札幌行きの特急が到着しました。

乗り込んだのは外国人観光客1組だけ。

隣接する南富良野町や日高町の人も占冠駅を利用するそうですが、

最近の1日利用者数は10人を割り込んでいるそうです。

 

 

 

新夕張-占冠間は34.3kmの超超長距離駅間でしたが、

次の占冠-トマム間も21.3kmの超長距離駅間。

同一市町村完結の駅間では国内最長らしいです。

 

ここまで13kmあまりを一気に歩いてきましたが、

歩き出しということもあって、あまり疲れませんでした。

軽く休んで、このまま先へ進みたいと思います。

 

 

 

占冠市街から歩いてきた国道237号をそのまま先へ進みました。

 

 

 

線路をくぐるところで、偶然特急列車が通過。

 

 

 

線路をくぐってまもなく右折。

道道137号に入りました。

 

この道道も道東道開通によって再整備されたようです。

 

 

 

とはいえ、沿道の民家はごくわずか。

 

やっと家が見えたと思っても、廃墟ということも。

写真の民家も放棄されてからかなり経ってそうですね。

 

 

 

沿道はデントコーン畑が続いていました。

 

そして、あちこちに「熊出没注意」の看板が。

一般的には朝夕の「出勤」時間帯が危ないクマさんですが、

背の高いデントコーン畑は終日遭遇の危険があるとか。

 

そういわれると、

がばっと出てきそうな雰囲気ですよね。

 

 

 

いつの間にか林の中に入っていました。

 

 

 

そんな場所にこんな看板が。

 

この先には東占冠信号場があります。

かつては駅として計画されていたほどですが、

現在、橋の向こうに民家はありません。

 

 

 

さらに先へ進みました。

右手の砂利道は旧道ですが、

通行止めなのでそのままトンネルへ。

 

 

 

トンネルの先も民家は期待できない、深い山の中でした。

 

 

 

トンネル抜けると、滝ノ沢信号場と休憩スペースが見えてきました。

ここもかつては駅として計画されていたとか。

 

信号場には入れなかったので、

直射日光の休憩スペースで昼食タイム。

日陰が無い上に、電波も弱く、却って疲れてしまいました。

 

 

 

じっくり休んだ後、さらに奥へ進みました。

 

この道を通る車はごくわずかと思っていましたが、

1~2分に1台くらいは通過していました。

 

 

その18へ続く

 

 

占冠駅から滝ノ沢信号場付近までのGPSログ(1/75,000)です。

 

道道に入ってからは一本道です。

国道237号は直進すると南富良野町の金山に達します。