2020年6月22日17時45分ごろ、阪神尼崎車庫内で構内入換中の車両による脱線事故が発生した。何らかの理由で停車することができず車止めに突っ込んだものとみられる。なお、事故当時車両は阪神車両メンテナンスに入場している山陽5000系5006編成(リニューアル工事により「5703編成」に改番予定)とのこと。この事故による列車運行への影響は今のところ確認されていない。
画像:山陽5000系リニューアル工事施工車(5702編成)
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http://blog.livedoor.jp/uppi_natettyan/archives/22094005.html
画像:山陽5000系リニューアル工事施工車(5702編成)
ぶたきむち@HS_8245山陽5703F
2020/06/22 18:08:22
尼崎車庫構内にて脱線事故発生 https://t.co/QGTRTQj02V
HANSHINLover@HS_14_5703車止め乗り上げてる https://t.co/3amVJdXvgL
2020/06/22 18:11:04
優@yu_sn37阪神尼崎車庫東側(大物駅近く)
2020/06/22 19:16:28
山陽5703Fの脱線現場…
複数のマスコミが取材に来てる。 https://t.co/v9bj2hS8T8
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【解説:車止めに突っ込む事故】
終着駅や車庫内で所定の停車位置に止まれなかった場合に起こり得る最悪の事態、それが『車止めに突っ込む』というパターンの事故だ。鉄道車両・保安システムが整った現在でもたまに発生している。
【主な「車止めに突っ込む事故」】
[2017年 JR九州直方駅構内]
ブレーキの操作ミスにより構内入換中の車両が車止め(第2種)に衝突・脱線して本線を支障し、列車防護措置の不備により本線上を走行していて別の構内入換車両と接触し入換車両の車側表示灯が破損した(運輸安全委員会の事故報告書では「鉄道物損事故」となっている)
[2004年 JR東日本鯉川駅構内]
線路上の落葉によりブレーキが効かず停止信号(駅出発信号機)を冒進、安全側線に入り車止め(第1種)に突っ込に2両編成のうち一番前の車輪が脱線した。
[2002年 名古屋鉄道新羽島駅構内]
雪によりブレーキが効かず停止位置を冒進、そのまま車止めに突っ込み高架橋末端の擁壁を突き破った状態で停車した。
[2001年 福島交通福島駅構内]
終着駅の2駅手前の駅を発車後にブレーキが故障、常用ブレーキ・非常ブレーキがまったく動作しない状態で列車が暴走し終着駅の車止めを突破し駅ビルに突っ込んだ。ちなみに、1992年にも関東鉄道でブレーキ故障時の取扱ミスでブレーキが動作不能になり暴走、福島交通のケース同様に終着駅の車止めを突破して駅ビルに突っ込む事故が起きている。
[2019年 横浜市営地下鉄踊場駅構内]
居眠りによるブレーキ操作ミスにより構内入換中の車両が車止めに衝突した。この事故により横浜市営地下鉄ブルーラインでは一時予備車両不足(別の脱線事故で運用を離脱している編成がいた)による減便運転を行う事態となった。なお、同年には横浜シーサイドラインでも配線の故障により進行方向と逆方向に列車が走行し車止めに激突する事故が起きている。
[1949年 阪急今津線]
ブレーキ故障により列車が終着駅の車止めを突破、線路が繋がっていた別会社の路線の本線上に割り込み一駅先の駅ホームに接触して停車した。
そのほか、車両基地内や車両メーカーの工場内で車止めに突っ込む事故が起きることがある。(今回のケースのように車両基地内で発生したケースでは運輸安全委員会の調査が行われないケースも多い)
終着駅や車庫内で所定の停車位置に止まれなかった場合に起こり得る最悪の事態、それが『車止めに突っ込む』というパターンの事故だ。鉄道車両・保安システムが整った現在でもたまに発生している。
【主な「車止めに突っ込む事故」】
[2017年 JR九州直方駅構内]
ブレーキの操作ミスにより構内入換中の車両が車止め(第2種)に衝突・脱線して本線を支障し、列車防護措置の不備により本線上を走行していて別の構内入換車両と接触し入換車両の車側表示灯が破損した(運輸安全委員会の事故報告書では「鉄道物損事故」となっている)
[2004年 JR東日本鯉川駅構内]
線路上の落葉によりブレーキが効かず停止信号(駅出発信号機)を冒進、安全側線に入り車止め(第1種)に突っ込に2両編成のうち一番前の車輪が脱線した。
[2002年 名古屋鉄道新羽島駅構内]
雪によりブレーキが効かず停止位置を冒進、そのまま車止めに突っ込み高架橋末端の擁壁を突き破った状態で停車した。
[2001年 福島交通福島駅構内]
終着駅の2駅手前の駅を発車後にブレーキが故障、常用ブレーキ・非常ブレーキがまったく動作しない状態で列車が暴走し終着駅の車止めを突破し駅ビルに突っ込んだ。ちなみに、1992年にも関東鉄道でブレーキ故障時の取扱ミスでブレーキが動作不能になり暴走、福島交通のケース同様に終着駅の車止めを突破して駅ビルに突っ込む事故が起きている。
[2019年 横浜市営地下鉄踊場駅構内]
居眠りによるブレーキ操作ミスにより構内入換中の車両が車止めに衝突した。この事故により横浜市営地下鉄ブルーラインでは一時予備車両不足(別の脱線事故で運用を離脱している編成がいた)による減便運転を行う事態となった。なお、同年には横浜シーサイドラインでも配線の故障により進行方向と逆方向に列車が走行し車止めに激突する事故が起きている。
[1949年 阪急今津線]
ブレーキ故障により列車が終着駅の車止めを突破、線路が繋がっていた別会社の路線の本線上に割り込み一駅先の駅ホームに接触して停車した。
そのほか、車両基地内や車両メーカーの工場内で車止めに突っ込む事故が起きることがある。(今回のケースのように車両基地内で発生したケースでは運輸安全委員会の調査が行われないケースも多い)