只見線に再び蒸機は入るかな… | さきた☆たまきのラウンドハウス・第二機関区(アメブロ版)

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会津川口停車中のSL只見号

震災の年でしたが、無事運転。アニバーサリーにかけつけることができました。

SL機関士へタブレット受け渡し

只見駅で行われた子ども駅長によるタブレット授受のセレモニー。

 

写真は2011年5月に運転されたSL会津只見号に乗りに行ったときのものです。この時期の運転は列車名のしまいに「~新緑号」とつくのですが、会津只見号の運転が始まってから10年たつということで、「~10周年号」とつけられたのです。このときが只見駅まで乗り入れた最新。2ヶ月後の7月には新潟福島豪雨に見舞われ、複数個所が被災、いちばんひどかった会津川口~只見間が不通のままになってしまっているのです。

 

あれから9年…、聞こえてきた話しによると、ようやっと来年全線開通予定とか。JR側は鉄道での復旧は負担が大きく、バス転換をしたかったようですが、沿線自治体の意思が固く、上下分離の形でまとまったそうです。

SL列車は会津川口まで何度か運転したことがあったみたいですが、ここ数年は設定されず。おととしでしたか、肝心のC11325が真岡鐡道(正確には沿線自治体で作ったSL運行協議会の所有だったらしい)

から離れることが決まり、結果的に東武鉄道に行くことになったようです。

 

もともとは予備機として真岡にいたC11325、只見線のほかにもJR東日本のイベント運転にも貸し出され、只見線での運転は準レギュラー的でした。また、2008年末には東北へ遠征したD51498のピンチヒッターにも…。空焚きという大きなミスがあったときですね。DE10とともに代走を務めたのです。

 

はて東武に移ってしまったら、只見線のような規格の低い路線でのイベント運転はどうなるのでしょうか?そして、先ほどのような場合、代走を仕立てるのも難しくなるでしょうし。もっともD51498の騒ぎもあり、高崎ではC6120を復活させたわけですけどね…。後者より前者の心配のほうが現実的でしょうか。

 

これは主人がどこかで読みかじったそうですが、東武のほうではそういう場合の対応もやぶさかでないそう?です。考えてみればあちらは3両体制(復元のC11が完成すれば)になるようですし、DLも1両増えたそうなので、余裕ができるでしょうか。

転車台を降りるSL

只見駅のはずれにある人力の転車台。回転を終え、そろりそろりとカマが降りる。

 

もしもこの話しが本当ならば、全線開通後、C11325を借りてぜひ「SL会津只見号」を運転してほしい…!きっと只見駅の転車台も待っていると思うんですよ。

ほかが電動式なのがここは希少な手動式。運転日にはこの場面がショーのようになり、駅はずれの転車台のまわりにはギャラリーがたくさん集まります。また町民のなかから選ばれたらしい人たちが一連の作業をお手伝いするようで…。ナッパ服を着て、ちょっとした力仕事もありますが、楽しそうでした。このときは女性も2人ほどいらしてうらやましかったです。

 

★写真…2011.5.22@只見線