川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

米原周りで東海地方へ戻る JR東海 完乗の旅 4日目⑤

前の記事はこちら。

桜井線の完乗を達成し、このあとは関西本線の未乗区間である木津~柘植の乗り潰しも兼ね、亀山経由で東海地区へ戻ります。

 

・・・のはずだったんですが、なんとこの日は「加太越え」を伴う山岳地帯を走る関西本線 木津~亀山が終日運転見合わせとなり、目論見は崩れ去る結果に。

そのため迂回ルートとして、桜井駅から近鉄大阪線で松阪へ行き、そこから紀勢本線に乗り換えようとしたのですが、桜井駅の近鉄窓口で運転計画を聞くと「計画運休は予定してないが、悪天候になったら打ち止めです」と、なにやら不安げな回答・・・。

さらに、乗り換え先の紀勢本線にも遅れが出始めており、この迂回ルートはちょっとリスクがありそうだったので再度計画を修正し、一旦京都へ出て米原経由で東に向かうことにしました。

 

というわけで、まずは桜井線を引き返して奈良駅へ向かうことに。

33本目 桜井線 546T 奈良行き 桜井(12:25)⇒奈良(12:58)

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充当車両はSW012編成。

相変わらずのパンダ顔編成で、地下鉄顔編成とは撮り鉄どころか乗り鉄でも全く相性が合いませんでしたね・・・。

 

列車は定刻に発車。

乗車率は座席が3割ほど埋まる程度でした。

 

特に変わったことも無く、列車は定刻に奈良駅に到着です。

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33本目 桜井線 546T 桜井⇒奈良
乗車時間:33分
移動距離:19.7km

 

奈良駅からは奈良線に乗り換えます。

34本目 奈良線 2622M みやこ路快速 京都行き 奈良(13:23)⇒京都(14:12)

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充当車両は221系NA441編成。

奈良地区の快速列車は221系が多いので快適な反面、どの列車に乗っても同じ感覚に陥るので飽きてきますね・・・。

 

列車は定刻に奈良駅を発車。

乗車率は各列窓側が埋まる程度でした。

 

2駅進んで、木津駅に到着。

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本来ならここから関西本線に入り、亀山に向かうはずだったのですが・・・。

幸いにして、未乗区間のまま残ってしまった木津~柘植は大阪近郊区間、いわゆる「大回り」でお安く乗り鉄できる区間なので、同じく開通以来乗ったことが無いおおさか東線も絡めて、いつかリベンジしたいと思います。

 

列車は木津川を渡り、ぐんぐん北上していきます。

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そして沿線では複線化工事が至る所で行われていました。

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現在の奈良線は、京都~JR藤森と宇治~新田を除く大半の区間が単線となっていますが、2023年春に京都~城陽間の完全複線化の完成を目指して工事が行われています。

車窓から見た感じでは、現行線路の左右を片っ端から拡張しているような感じで、拡張箇所が右に左に入れ替わっていたのが印象的でした。

 

そんな奈良線屈指の撮り鉄スポットである、宇治川橋梁を通過。

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現在は上下どちらの列車に乗っても宇治橋が見渡せますが、複線化完成後は現行の橋梁は上り専用線となるため、今回のように下り列車から宇治橋を綺麗に見渡せるのは、あと数年のみです。

 

ちなみにこの宇治橋は、以前103系を撮影するため訪れたことがあります。 

この記事では下り列車をメインに撮影していましたが、撮り鉄という観点でも複線化事業は様々な変化をもたらしそうですね。

 

鴨川を渡りながら東海道新幹線が見えたら、京都駅に到着です。

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34本目 奈良線 2622M 奈良⇒京都
乗車時間:49分
移動距離:41.7km

 

京都駅では、ちょっと遅めのランチをとります。

今回は地下改札口の目の前にあったうどん屋へ。

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製麺機が見えるところに置いてあったので、一応店内で製麺してるようですね。

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しらす好きの私は、「新鮮しらすのおろしぶっかけうどん」なるものを発注。

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メインのしらすがあまりにもショボい盛り付けの、ちょっと「パケ写詐欺」と言いたくなる残念なうどんですね (^_^;)

ケチなうえに味も普通なので、もう二度と利用しません。

 

お腹がいっぱいになったところで、ここからは東へ向かいます。

35本目 東海道本線 306M 米原行き 京都(14:37)⇒米原(15:44)

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普段であれば、18キッパー御用達の新快速で米原へ向かう所ですが、今回は普通列車に乗車します。

 

というのはですね・・・

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この日はJR神戸線がお昼過ぎから計画運休となった影響により、JR京都線の新快速も運休となったことから、京都以東はすべて普通列車のみの運転となっていました。

まあ最悪の場合は「新幹線ワープ」も覚悟していたので、普通列車とはいえ米原まで行ける算段が付いたので良かったです。

 

列車は定刻に京都駅を発車。

乗車率は「難民列車」を覚悟していましたが、意外にも空いており座席が埋まって多少の立ちが出る程度でした。

 

何度も通っている路線なので、車窓にも特に目新しいものは無し。

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ですが、一応米原鉄道総研にある高速試験列車たちは押さえておきました。

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といった感じで、桜井駅から3時間20分かけて、ようやく関西圏の出口である米原駅に到着しました。

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35本目 東海道本線 306M 京都⇒米原
乗車時間:1時間7分
移動距離:67.7km

 

これにて、JR東海完乗のついでに行った関西圏の乗り潰し旅はすべて終了。

関西本線だけ乗れなかったのは悔しかったですが、当初予定になかった和歌山電鐵も乗れたので、まあまあ充実した旅でした。

 

次回からは、本筋であるJR東海管内の乗り潰し旅に戻ります。