山陰の旅 浅利-江津  浅利海水浴場から江の川へ | 今日も まっ晴れ! 鉄道回顧録

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浅利駅を出た山陰本線下り列車の左手車窓には、もう列車の窓から手の届きそうな処に浅利海岸や塩田海岸などの海岸線が広がっています。ただ撮影となると意外に足場がなくて、唯一、国道から浅利海岸を見下ろせる所に一瞬だけ列車が顔を出す俯瞰場所がありました。(後年、有名となったラーメン屋さんの駐車場は、この頃は造成もされていません。)

 

1973年3月

 

 

1973年4月

 

下は1972年10月のダイヤ改正で無煙化された831レ

残雪の三瓶山まで見渡すことができました。

1972年4月

 

同区間では唯一日本海を俯瞰できる場所で、国道から手軽にアクセスできるので何度も訪れた所でしたがアングルに乏しく、さすがに同じような写真しか撮れないので一度だけ浅利海水浴場へ下りる道を下り撮影に適した場所が他にもないか探しに行ったことがありました。

 

海岸と列車が一緒に撮れる場所を探しに行ったのですが、列車の通過時刻が迫って来て、結局は線路際で写真を撮ることになってしまいました。  1974年3月

 

 

白砂青松の浅利海岸・塩田海岸を通り過ぎると列車はやがて中国太郎と呼ばれる中国地方最大の河川、江の川に差し掛かります。

 

 

江の川右岸には広大な河川敷が広がっています。

1972年10月の改正で無煙化されたC57の824レ

1972年8月

 

 

 

トラス橋が架かる江の川を渡るD51貨物

 

海からの強風で煙が上流へと流されてしまいました。

春闘のスローガンが未だD51のデフに残っています。

1974年4月

 

 

江の川を渡る下りD51貨物列車

こちらは緩急車に「スト権奪還」の文字が見てとれます。

1974年4月

 

 

トラス橋は列車写真を撮るには適していないようです。

1972年8月

 

 

最後まで御覧戴いて ありがとうございました。