これも時宜を得たサービス? | 鉄道きさらんど

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いつも列車・バスなど公共交通の事ばっか考えてます。



前のエントリの続き。

 

テイクアウトの他にも自販機や無人販売サービスも店内で食事する外食よりも感染リスクが少なくて安心だと思う。車内販売は好きな鉄道のサービスだが客と販売員が対面するよりも低リスクな列車内供食サービスの車内の自販機の良さを見直してはどうか。維持管理のコストと売り上げが釣り合わないと近年続々撤去されてきた車内自販機の復権をすべきと思う。JR特急や新幹線は自販機の設置車両がほとんどなくなってしまった。(今はN700系S/R編成とかキハ85くらいか)近鉄はいまでも甲特急の車両には自販機が設置されていていい。しかもひのとりは名阪特急の車内販売廃止の代替措置という意味合いもあって自販機に加えてカフェスポットという設備を持っている。これはワゴン販売の商品の売れ筋の温かいカップコーヒーを車内で無人の販売機からテイクアウトできるってのは販売員から対面で買うワゴン販売よりもタイムリーな気がする。もっとも、ひのとりのサービスのコンセプトを企画し、名阪特急から車内販売を廃止しカフェスポットを導入することを決めた時は新型コロナウイルスのことは問題でもなかったからたまたまだろうけど…。

 

 

また車内にはいろいろな自販機があって、E1Maxにはかつて駅弁の自販機があったくらいだ。東海道新幹線の車両には14年3月ダイヤ改正まで自販機が稼働していて、700系には食品ではないが鉄道グッズの自販機までもあった。駅にもいろいろな自販機があるといいし、オートレストランのような設備がホームにあってもよさそう。今でも一部の地方の駅にはまだニチレイの自販機が置いてあるところがある。ああいうのは駅ナカレストランや有人店舗の売店と違い影が薄かったがウィズコロナの時代には時宜を得たサービスになりうると思う。金沢駅の在来線ホームのうち上り特急が発車する1・2番乗り場には駅コンビニ、駅弁屋に加えとっくに廃止になった車販の代替として?セブンイレブンの自販機コーナーがある。サンドイッチなども無人販売している。これをもっと発展させてオートレストラン的なサービスを展開できたら…と思う。