先日11月販売予定の新製品発表があったTOMIXさん。
新製品でリリースされて以来、再生産の音沙汰がない、スーパー雷鳥 485系の発売があればと期待しましたが、発表があったのは4連化された「くろしお」セット。

これはこれで、阪和線ファンの私には物欲をくすぐるセットなんですが、私にとってやっぱり次の再生産の本命は、スーパー雷鳥セットなんですよね。(これは私だけではなく、結構待っている人が多い印象です)

こんな書き出しをしていながら、実はHG化された初回生産のスーパー雷鳥セットを持っているんですが。。。。


既に購入してから、15年くらい経ってるんですね。

Nゲージ趣味が復活して、間もない頃に買ったセットであるため、走行後のメンテナンスとかはやらずに放置したこともあり、モーター車を中心に絶不調な状態になってたんです。

そんな感じでしたので、メンテナンスというかレストアせずに、再生産されたらそっくり買い替えようかと待っていたのですが、それがぜんぜん音沙汰無し。

そんなわけで、もう再生産は諦め、TOMIXさんの分売パーツより、レストアする道を選びました。

まず手始めに走行系のメンテナンスを。


ウォームギアのグリスを一旦拭き取り、タミヤのセラグリスを塗り直します。



そして、分売パーツの動力台車に換装しました。


画像左の品番【0442】の動力台車です。
(当然両台車を交換しましたので、2個使用していますが)

動画を撮っていませんので、メンテナンス後の状態を伝えることは出来ませんが、一言で言うとまさに「生まれ変わった」という印象です。

走行時のモーター音も俄然静かになり、まさに新製品のような感じに戻りました。

増結セット側のモハ484もこの手を使って、復活させようとしましたが、こちらはモーターが既に回らない状態となっており、一旦は電装解除して1M9Tで運転するつもりです。

最後はいつもの自宅テスト線での走行チェック時の画像を。





この頃の製品特有の集電兼ウェイトのサビもあり、室内灯の点灯には不満があるものの、走行系は見事に復活し、ひとまず安心出来ました。

今後は増結セット、モハ484のモーターの換装や集電兼ウェイトのサビ取り、トレーラー車の台車交換(より転がりやすいもの)を実施し、最近購入した485系セットに近い状態にもってゆければと思っています。

分売パーツの購入にそこそこお金がかかり、また交換や清掃に時間もかかるものの、古い車両が生まれ変わったようになるのは、ちょっと嬉しかったりするので、今後私の模型趣味でのトレンドになってゆきそうな気がします。
(記事中の台車交換やウォームギアへのグリス塗布は、必ずしも効果が上がるとは限らないため、使用に関しては自己責任でお願いします。)