いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】夢空間を作る2

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/06/10/234253

90年代の思い出の車両、夢空間を作っています。前回は青い客車「デラックススリーパー」を作りました。少し、窓が少なくなりすぎました、、、。

次にラウンジ車である赤い客車「クリスタルラウンジ・スプレモ」を作ります。



改めて車体を眺めると、、、、これは手強いです。

ショーティー短縮改造をしたことがある方には分かっていただけると思いますが、この車両は困難な要素がてんこ盛りです。

・車掌室があり、ドアが大きく内側に寄っているため、車端からドアまでを活かすとこれだけで21ミリも取られてしまう。
・車体の特徴となっている丸い窓がある。これは客室の端にあるという印象だが、上記のドアから、さらに切らずに丸窓まで活かすと、丸窓がど真ん中になってしまう。
・片側にだけ業務用扉?がある。金の縁取りがこの扉の前で終わるので、活かすなら縁取りの終わりまでを含めて活かす必要があり、12ミリくらい取られる。
オリエント急行のように車体中央にエンブレムがあるため、これを活かすには車端だけを切りつなぐ方法が使えない。

いろいろ考えた結果以下のようにしました。


・車掌室側は、ドアまでを活かす(21ミリ)
・業務用扉?側は扉とその内側の腰板金枠模様の終わりの縦線までの13ミリ程を活かす。
・正円窓がある側面の左下の小さなロゴは諦めて、手すり、金枠縦線、サボ受けまで活かし車端から5ミリでカット。
・非車掌室側の屋根は車端から39ミリ残す。

・車掌室側の屋根21ミリと、反対側の屋根39ミリを繋いで60ミリにする。車体側板が大きく空いた状態になるので、ここにエンブレム付きの側板をはめる。
・エンブレム上の2つの窓のうち車掌室側に、切り出した丸窓、楕円窓をはめ込む。


それでは切っていきます。


とりあえず車端からの屋根同士をつなげて60ミリになるようにしました。スティックやすりでなるべく歪まないように削って調整します。


↑この作業にはハードタイプがおすすめです。ソフトタイプは真っ直ぐな端面を出すのが難しいです。



屋根で剛性を保って、側面をはめ込む感じの構造にします。


スティックやすりで側面がはまる場所を真っ直ぐに整えます。この凹んだ部分の直角を出す作業はスティックやすりでは難しく、鉄ヤスリなどが必要かも知れません。


次に側面パーツを切り出します。



焦らずに削りすぎないようにしました。凹んだ部分の直角をうまく出せず、はめる側面側の角を少しRを取ってピタリと合わせましたが、それだと仕上がりがイマイチになってしまいました。食堂車を作る際は気をつけたいです。


特徴的な部分をうまく取りこんでショーティー化できたと思います。



次は反対側の楕円窓をはめ込みます。合わせ線にRをつけて合わせてしまったので目立ちます。


材料ができました。すごく苦労した割には、当たり前な感じの見た目です。

早く組み立てたい気持ちを抑え、端面を塗ります。これで多少は隙間が目立たなくなってくれるのを祈ります。

窓ガラスをはめつつ、のりしろを確保します。

剛性を保つために大事な、屋根同士のメインパーツを接着します。



側面の大きさを合わせてはめ込んで接着します。

デラックススリーパーの時と同様に、室内パーツを切り取り車体にはめます。窓の縦方向の余白を切り落として接着してしまっていたためか、高さが合いません。このあたりは今後調整が必要です。
室内パーツから台車ビスのネジ穴を切り取り、台車をシャーシに固定し、車体に両面テープで固定しました。

とりあえずできました。


やはり夢空間は3両揃ってこそという感じです。
まだ、食堂車の作戦は考えておりませんが、このラウンジカーで色々な手法を試せたので、それを活かしたいと思います。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/06/14/132806

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