【cavacho☆彡アーカイブ】鉄復活の頃“JR東日本乗り放題1万円の旅” | cavacho☆彡“きゃばちょこ”です。

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SL撮影&乗車を主に、鉄道模型、ライブラリー等、鉄道趣味全般対象です。
C57180「SLばんえつ物語」の撮影・乗車記事が多数。

 昨日までは【鉄道模型】のお話しが続きましたが、今日からはそちらを離れ、

 【cavacho☆彡アーカイブ】として

 私の鉄っちゃん復活の頃のお話をしたいと思います。

 年寄りの思い出話ですのでスルーされても結構ですよ~口笛 

 

 私は高校時代の1970年頃から鉄道の写真を撮るようになりました。当時は貧乏高校生で遠くには行けず、当時特急街道だった「福島駅」で「はつかり」「はくつる」の583系、「ひばり」「やまびこ」「やまばと」の485系、「つばさ」のキハ181系など特急列車ばかり撮っていました。たまに撮るSLはせいぜい会津若松駅で「C11」だったり、米沢駅で「キューロク」でした。

 高校を卒業し、大学に入学すると旅行のサークルに入会。鉄道を中心とした旅から見分を広げる旅に変わっていくとともに鉄道の記録は徐々になくなって行きました。

 

 その後は鉄道雑誌の「RF誌」「RJ誌」は購読を続けていたものの鉄道趣味からは離れた生活になりました。

 

 そして鉄っちゃんに復帰したのが2011年7月。その当時はブログをやっていたものの殆んど更新はせず、自分のホームページに載せておりました。しかし私のホームページへのアクセスは殆どなかったので世間の目に触れる事はあまりありませんでした。

 

 まだまだ撮影には行けないので、今日からはその鉄っちゃん復活からブログで掲載を開始したころまでに綴ったブログ未掲載の写真&動画を中心に紹介することとしました。

 

 本日は鉄っちゃん復活第一号、2011年7月11日の

“JR東日本乗り放題1万円の旅”

です。

 

 1、2011年(平成23)になり、ネットや雑誌等では新しい新幹線電車E5系のコマーシャルが掲載されるようになりました。(当時のJR東日本ホームページより)

 当時はまだ鉄っちゃん復活にはなっていなかったのですが、今までの新幹線とは全く違うこのフォルムに魅了され、一度は乗ってみたいものだと思うようになっていました。

 

 2、より魅力的だったのは、“グランクラス”(当時のJR東日本ホームページより)

 この素敵なシートにぜひ一度は身を沈めてみたいものだと思うようになりました。

 程のなくして2011年(平成23)3月5日、E5系「はやぶさ」が走り出しました。

 

 

 それからわずか1週間後にあのいかがわしい東日本大震災発生

 東北新幹線も大変なダメージを受けました。特に福島駅から盛岡駅辺りまでの被害が激しく、復旧までには相当な時間を要する事となりました。

 私自身も、その日から連日目が回るような忙しさで、興味を持って鉄道を見る時間的余裕もありませんでした。震災発生から1か月ほど過ぎ、各地で寸断された鉄道も徐々に復活。その様子が日々報道されるようになり、それを興味深く読んでいました。

 

 東北新幹線が全線で再開したのが4月29日。震災から50日目の事でした。

 

 3、程なくして、新聞やネットでは、「JR東日本1日乗り放題1万円」の広告掲載。

 発売期間が第1回目6月11~20日、第2回目が7月9~18日ののべ20日間という事でした。

 これは、一度は乗ってみたいと考えたグランクラスに全区間乗れる良いチャンス。グランクラスの分は別途支払わなければなりませんが、福島→東京→青森→福島の乗車券代だけと考えても十分おつりがくる金額。ましてや「はやぶさを含めた新幹線指定席も2回までなら別途料金はかからない」との事で、これはぜひ乗らねばと考えました。7月11日の1ヶ月前に「えきねっと」でグランクラス指定に挑戦。しかし当時の2往復/日しかないはやぶさのグランクラスはプラチナチケット。グランクラスの切符を手配した時にはすでに遅しで満席えーん 仙台~新青森間には空席があったので、仙台~新青森間だけグランクラスを手配しました。その日から毎日、空席状況チェック。そしてついに幸運が。なんと東京~新青森間のグランクラスにキャンセル発生。すぐに変更、めでたく東京~新青森間のグランクラスをゲット出来たのでした。

 

 4、JR東日本乗り放題1万円とグランクラスの指定券。

 

 迎えて2011年(平成23)7月11日。7:34発のつばさ230号で東京へ東京着9:12。

 

 5、お目当ての10:04発はやぶさ403号、E5系U4編成到着。

 

 当時はまだまだ珍しかったE5系。注目の的でした。

 

 6、10号車グランクラスの表示。

 「がんばろう日本!」「がんばろう東北!」のステッカーも。

 

 7、私の指定席、10号車4番C席。

 本革の重厚なシートで、リクライニングなどの微調整もすべて電動です。

 

 8、「はやぶさ403号新青森行き」の電光掲示。

 これから3時間30分間過ごす席から。

 

 隣の席には中学生が…。お話をすると

「今日は創立記念日で学校は休み。」

との事。それで話をしてみると、なんと私の職場の隣の中学校!の2年生

東京発新青森行きの福島を通過するはやぶさで隣り合うとはまさに奇跡。その後青森では別行動も帰りの新幹線では福島までご一緒出来ました。

 彼の名は「T鉄」君。その後も度々私のブログにコメントを頂けるようになりました。

 あれから9年。ブログがYahoo!からAmebloに変わってしまいご無沙汰に。今は23歳のはず。好青年になっているんだろうな~!

 

 9、グランクラスの軽食サービス。

 グランクラスではアテンダントさんによる軽食サービスとお酒を含めたドリンクは飲み放題。私は酒を好んでは飲まないのでコーヒーをリクエストしましたが、酒の好きな人にはたまらないですね。でも飲みすぎてアテンダントさんに絡んだりしないように……警察のご厄介になります…爆  笑

 

 10、郡山総合車両センター脇を通過。

 手前から秋田転属直前の583系N1N2編成、651系、仙台に転属してきた元G55+G58編成。この後「あいづライナー」の運用に。

 

 新青森までは3時間30分の旅。この時は震災後の特別ダイヤで、最高速度はいまの320km/hよりずっと遅い275km/h運転でしたがアッというまに新青森到着でした。

 ここでひとまず「T鉄君」と別れ、一人で観光です。

 新青森から青森に行き、「八甲田丸」と「ワラッセ」の見学。

 

 11、青森港に保存されている青函連絡船「八甲田丸」。

 私が初めて乗船した思い出多い青函連絡船は、この「八甲田丸」でした。美しい姿で保存されています。

 

 新青森で再び「T鉄君」と一緒に仙台までは「はやぶさ406号」に乗車。仙台からやまびこに乗り換え福島到着でした。彼の自宅は我が家からそれほど遠くはない距離なので、彼の家まで送り届け、鉄っちゃん復活乗り鉄は終了でした。

 

 私がブログで鉄道の紹介をする前は、乗り鉄中心の鉄っちゃん復活でした。

 その中には「ありがとう300系」ラッピング、C6120「SL福島復興号」、E3系R1編成ラストランなどもありました。

 今後数回は、ブログに掲載する前の事を中心に

【cavacho☆彡アーカイブ】として掘り起こしてみたいと考えております。

 ご笑覧いただければ幸いです。