大井川鐵道のSL列車と井川線、6月20日から運転再開 乗車人数は制限、マスク必要



大井川鐵道(静岡県)は6月10日、新型コロナウイルスの影響で運休している大井川本線のSL列車「かわね路」と井川線(南アルプスあぷとライン)について、6月20日から再開すると発表した。

大井川鐵道のSL列車「かわね路」。【撮影:草町義和】

「かわね路」は6月20・21日に新金谷11時52分発の千頭行きと、千頭14時55分発の新金谷行きを運転。6月22~25日は臨時運休し、6月26日からは年間の運転計画に基づき通常運転を再開する。井川線は6月20日から通常運転に戻す。

SL列車は新型コロナウイルスの感染予防策として、当面のあいだは乗車人数が制限される。井川線の列車は自由席だが、間隔を空けた乗車に協力してほしいという。また、SL列車と井川線はどちらも乗車時にマスクが必要。改札時にはマスク持参の確認と検温を実施し、体温が37.5度以上ある場合は乗車できない。

このほか、フリー切符の「大井川本線フリーきっぷ」の販売を6月13日から再開。「大井川周遊きっぷ」「井川寸又峡周遊きっぷ」も6月20日から販売を再開する。

大井川鐵道のSL列車「かわね路」。【撮影:草町義和】