こんばんは。
今日は今頃の季節、陽の長い時期の男鹿線写真です。
日の出が早い、日没が遅い..普段は撮れない朝夕の列車が撮影可能になります。
梅雨時ですが、天気が良ければ撮影に行きたい列車はいくつもありました。
その一つが男鹿線の客レ1147レ、夏至近くでも日没ギリギリの時間帯を走行、水平線までキッチリ晴れ渡ってくれないと光線沈没のアウト!です。何度かトライするも沈没続き..でしたが、この時は...
初のギリギリセーフ!、夕陽に車体を赤く輝かせてやって来ました。
引きつけたアングル、これが撮りたかったんです。印象深い1枚になりました。陽が当たって1147レを撮影できたのは後にも先にもこの時だけでした。通過は18:50頃、約20分後には日没時刻を迎えます。
1994/06 男鹿線(以下同様) 天王-船越 1147レ (2枚とも) DD51 783[秋] 50系8連
翌日も朝早くから男鹿線沿線に立ちます。DD51重連牽引の硫酸貨物列車、5:30頃の通過でこれも撮影は夏場限定でした。何度も天候に泣かされ、やっと綺麗に晴れてくれましたが列車に陽は当たらず でした。背後の山肌はいい感じでしたが..
カーブを切って近づいて来る同列車 DD51 744[秋]が先頭でした。貨車はタキ5750です。
脇本-羽立 5185レ (2枚とも)
朝の客レ、貨物列車5185レ前ソ牽引機が、男鹿から今度は客車を牽いて折り返します。
50系客車8連は迫力、そう早い時間帯では無く撮りやすい列車でした。
鉄道模型でもDD51 744[KATO]を導入し50系8連を牽引
しています。(Amebloはリンク挿入の仕様が変わった?↑にリブログみたいのが入りました。)
羽立-脇本 1122レ
番外編 散歩~ をそっと撮らせてもらっていました。 気持ちのいい朝でした。撮影現場付近にて。
キハ40系列の気動車も行きます。色々な塗色の車両が存在しましたねー。この車両も過去帳入りは近いんでしょうけど..
羽立-脇本 1124D
下り客レは4連ですが、逆光の方が緑は映えます。デーデーが煙を上げて力行です。
脇本-羽立 1123レ DD51 788[秋] 50系4連
男鹿から折返しの上り、俯瞰気味の撮影。
羽立-脇本 1126レ
これで朝の男鹿線DD51撮影は終了、他方面に移動しますが..この時は夕方もう1度男鹿線に戻っています。前日の”成功”に味を占め(笑)、天気も良さそうだったので1147レに再Tryしてみようと..
この場所は前日の天王橋より15分程遅い通過なので残照があれば と思っていたのですがあえなく早めに光線沈没(泣)..朝の貨物5185レに陽が当たらなかったので、夕方ならサイドに当たってくれると読んだのですが...そう簡単には撮らせてくれませんね。
露出の関係でデーデーはブレていますが、客室内の光りが宵近しの雰囲気かも?です。
脇本-羽立 1147レ
ということで、土曜の夕方から日曜夕方まで男鹿線撮影を楽しめました。
土曜日はこれもこの時期しか撮れない朝の仙山線貨物→昼間移動→夕方の男鹿線~日曜まで 天気予報をチェックしつつこんな行程選択でした。
こんなことが出来たのは、以前にも書きましたがこの切符があったから。
土日乗り放題で15000円でした。新幹線もOK。お得感満載、自由に行先も選べました。
日曜日に19:00過ぎの男鹿線を撮影してはその日中に東京へは帰れません。(まだ秋田新幹線が無かった時代です。)そこで寝台特急”鳥海”で帰っていました。上のフリー切符、案内券に書いてありますが月曜になっても夜行下車駅まで有効、何ともお得な切符でした。月曜の朝大宮着、荷物を置いた後出社したようです(笑)。我ながら元気だったなー...
最後までご覧いただきありがとうございました。
(旧Y!掲載記事を再編集、写真を変えて掲載しています。)