先週金曜に勝田電車区に唯一残っていたE651系のK205編成が廃車のため郡山まで自力で回送されました。「スーパーひたち」の運用を降りてからはいわき~富岡間の普通列車や臨時列車に使われていましたが、これで常磐線からは完全に姿を消すことになります(今後大宮車が臨時で乗り入れる可能性はありますが)。

 

デビュー当時「タキシードボディーの凄い奴」というキャッチコピーで、上野~水戸間をわずか1時間で結んだのはそれまでの485系とは格段の差で衝撃的でした。

 

長年の苦労を讃える意味合いで誰もいない自分だけのシークレットポイントに出掛けて、お名残にチョイ鉄しましたが、前面表示は真っ黒です。

 

思えば10年ほど前常磐線にナナゴやハチイチの撮影に出掛けた際、頻繁にやって来たので結構撮っていました。

 

 

 

いわき以北では単線区間が多くてやや性能が発揮できない面がありました。

 

そして昨年8月11日に上越線の臨時快速「山の日谷川岳号」に乗り鉄しましたが、その時の車両がこのK205編成でした。

 

運転区間は上野~土合でしたが折り返しのため一旦越後中里まで運転されて、回送で戻って来ました。再掲になりますがその時清水トンネルの出口で撮った写真がこちらです。

 

現在も高崎・上越線に行けば同僚達に特急「あかぎ」や「草津」で会うことができますが、元々交直両用の常磐線のために生まれた電車なので、いささか場違いのような感じを持ってしまいます。