川崎鶴見鉄道録

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台風迫る和歌山線を行く その2 JR東海 完乗の旅 4日目②

前の記事はこちら。 

 

台風迫る和歌山線に乗って、途中の橋本駅に到着しました。

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写真でも雨粒が写るほど、雨足が強くなってきました。

 

橋本駅南海電鉄 高野線も乗り入れているので、向かいのホームには南海の車両が停車していました。

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この車両は南海6000系という車両ですが、現存する大手私鉄の車両では珍しい片開き4ドアスタイルなのが特徴的です。

南海6000系は20mコルゲート付きステンレス車なものの、京急でも同じく片開き4ドアの800形をよく見ていたので、どこか親近感がわきました。

 

そんな南海6000系に見送られて橋本駅を発車し、県境を超えて奈良県へ向かいます。

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ここらがちょうど県境付近ですが、雨も上がったようです。

 

そして奈良県に入って2駅目の五条駅に到着。

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計画運休の対象区間五条駅までとなっていたので、規制を受けることなく無事に脱出することができ、ようやくほっと一息付けました。

 

さらに3駅進んで、吉野口駅に到着。

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ここで長時間停車があったので、ちょっと構内をブラブラします。

 

まずは駅舎をパチリ。

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1896年の開業時から残っているという、とても味のある木造駅舎です。

 

駅舎内の様子。

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吉野口駅JR西日本近鉄共同駅となっており、管理はJRが行っています。

 

そのため駅名標の様式も、JR西日本に準じています。

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JRのほうが和歌山線のラインカラーであるピンク色である一方、近鉄JR西日本のコーポレートカラーの青色となっているので、なんだか違和感があります。

 

そうこうしていると、近鉄の吉野行きの特急列車が到着。

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16000系という車両らしいですが、ずいぶんと小ぶりで可愛らしいヘッドマークを付けています。

行先板を助手席側に掲げているというのも、ちょっと変わっていますね。

 

さらに阿部野橋行きの特急列車と交換。

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向こうの車両は、よく見慣れた前面表示器が付いていました。

 

吉野口からさらに進んで、大和新庄駅で途中下車します。

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28本目 和歌山線 430M 和歌山⇒大和新庄
乗車時間:2時間12分
移動距離:72.6km

 

奈良県内は雨も降っていなかったので、次回はちょっと撮り鉄を行います。