今日の日付にちなんで、関東・東海・関西・山陽エリアで撮影した、EF66形電気機関車の写真を投稿させていただきます。(一部未撮影またはデータ無し)
本題のEF66形直流電気機関車は、1966年に国鉄が貨物列車の高速化を図るため、試作車のEF90形電気機関車を登場させ、その2年後からは本格的に量産された電気機関車です。東海道本線や山陽本線など幹線区間の貨物列車の速度向上を目指して開発され、EF65形電気機関車(下写真)の2倍という強力な出力を誇る貨物専用機でしたが、1985年からはブルートレインの牽引にも従事していました。
EF65形直流電気機関車
EF66-0番台は、1968年から1974年にかけて55両製造された
1989年から1991年まで、民営化されたJR貨物が、EF66-100番台を33両製造、その風貌から鉄道ファンの間からは「サメ」の愛称で親しまれています。
では、過去に撮影したEF66形電気機関車の写真をご覧下さい。(数回撮影している号機は厳選しました)

【EF66-0番台】EF66-27号機以外は廃車
EF66-11(鉄道博物館 保存展示)
EF66-21(写真中央、吹田機関区)
EF66-26(東海道線 大磯駅)
EF66-27(武蔵野線 新秋津~東所沢)
EF66-27は、ヒゲなどの装飾が施され国鉄時代の姿を彷彿させ、鉄道ファンの間で「ニーナ」の愛称で親しまれています。
EF66-30(東北本線 大宮駅)
EF66-33(高崎機関区)
EF66-36(高崎線 岡谷~深谷)
EF66-52(武蔵野貨物線 府中本町~梶ヶ谷タ)

【EF66-100番台】
注意104・120・130・132・133号機は未撮影
EF66-101(東海道線 二宮~国府津)
EF66-102(東海道線 根府川~真鶴)
EF66-103(南武支線 八丁畷~川崎新町)
EF66-105(山陽本線 瀬野~八本松)
EF66-106(東海道線 島田~金谷)
EF66-107(東海道線 大船駅)
EF66-108(東海道線 茅ヶ崎~平塚)
EF66-109(東海道線 根府川~早川)
EF66-110(横須賀線 新川崎駅)
EF66-111(武蔵野線 新小平~新秋津)
EF66-112(東海道線 茅ヶ崎~藤沢)
EF66-113(写真左 / 新鶴見機関区)
EF66-114(東海道線 平塚~茅ヶ崎)
EF66-115(東海道線 平塚~茅ヶ崎)
EF66-116(横浜羽沢貨物駅)
EF66-118(京都線 山崎~島本)
EF66-119(神戸線 須磨~塩屋)
EF66-121(東海道線 茅ヶ崎~平塚)
EF66-122(愛知機関区付近)
EF66-123(東海道線 真鶴~根府川)
EF66-124(山陽本線 三原駅)
EF66-125(横須賀線 保土ヶ谷駅)
EF66-126(武蔵野貨物線 府中本町~梶ヶ谷タ)
EF66-127(山陽本線 西阿知~倉敷)
EF66-128(東海道本線 彦根駅)
EF66-129(武蔵野線 新秋津駅)
EF66-131(山陽本線 三原駅)
今のところ確認出来ているEF66各号機の写真は以上です。
EF66-0番台が27号機(ニーナ)のみとなり寂しくなりましたねぐすん(富士駅にて撮影)
2014年や2016年に一部のEF66-100番台が休車扱いとなり、いよいよ廃車かと思われましたが、見事に復活を遂げ置き換えはまだ先だろうと安心していたら、今年4月になって104号機が100番台初の廃車になりました。
(休車だった頃の119号機(左) / 2016年7月)
個人的にEF66電気機関車は、関東で見掛ける頻度が他の形式に比べて少ないので、極力スルーせずに撮影してきました。
電気機関車の中でも好きな部類(EH200形ブルーサンダー以外は好きなんですけどね)なので、気付いたら、東京・千葉・神奈川・埼玉・群馬・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島の各県内で撮影してました。また新たな撮影ポイントでEF66形電気機関車が走る姿を記録したいなと思います。
ブルサンは24機しかいない割に嫌というほど見掛けるのと、ブロワー音がやたらやかましいので好きになれませんねぼけー(上越国境越えも余裕?のハイパワー機関車なので仕方ないですが)
押し桃(EF210-300番台)の増備によって、これから置き換えを進めるのか分かりませんが、未撮影?のサメさん(104・117・120・130・132・133号機)が廃車になる前に記録しておきたいなと思います。
EF66形電気機関車は、今日も物流の大動脈である東海道・山陽本線や枝分かれする路線を駆けめぐる・・・
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

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