鉄道友の会は本日6月5日、2020年ブルーリボン賞・ローレル賞の選定を発表した。
ブルーリボン賞には「西武鉄道001系」、ローレル賞には「四国旅客鉄道2700系」が選ばれた。
西武001系「ラビュー(Laview)」は、「都市や自然のなかでやわらかく風景に溶け込む特急」などをコンセプトに造られた西武鉄道の新型特急で、その窓の大きさや球状の頭端やが今までにない斬新な特徴となっている。2019年3月16日にデビューし、早くも今年2020年3月14日には西武池袋線の特急が全てLaviewに統一された(10000系ニューレッドアローから置き換え)。
JR四国2700系は、将来的な2000系等の置き換えを目的に、土讃線などの山間部の走行に対応するため振り子式車両で製造された。2019年8月に高知-徳島間の特急「うずしお」号に投入され、9月には「南風」「しまんと」「あしずり」にも投入された。
いずれも西武・JR四国の次世代を担うべく造られた新型特急が受賞となった。デザイン性や快適性に優れた上で、全席コンセントやWi-Fiが完備されているのも時代の流れと言えるだろう。
また個人的に、ここ半年ほどの間に目の前で見たことはあるものの、まだ乗車できていない車両で、かつ元から乗りに行くのが楽しみな車両であった。自由に旅行ができるようになった頃に、どちらも乗りに行きたいと思う。