5月30日のことになりますが、ちょいと野暮用で新宮まで行ったついでに、カメラを携えて新宮駅の方まで行ってきました
新型コロナの影響でGWはどこにも外出できなかったことから、久しぶりの撮り鉄となりました
新宮駅では12時42分から44分にかけて、わずか2分間だけですが「くろしお」24号に充当される283系と「南紀」6号に充当されるキハ85系が駅構内で顔を揃えます
283系もキハ85系も近い将来の引退が予想されるため、ずっと前からこの両車が並ぶ様子をカメラに収めたいと思っていました
ところが、これまで実家へ帰省するのはお盆や年末年始がほとんどで、慌ただしくUターンすることが多かったため、これまで撮影する機会に恵まれませんでした
せっかく地元に帰ってきたことですし、紀勢本線の日常風景も記録しておきたいので、今回新宮駅へ行ってきたわけですが…
…どこを探しても283系の姿が見当たりません
コロナ減便ダイヤであっても、51M~74Mには283系が充当されているはずなのですが、この日は古座付近で発生した落石事故の影響を受けて、74Mに287系が充当されていました
せっかくオーシャンアローとワイドビュー南紀の共演を見に来ただけに、何となくスッキリしない気分ですね
これは梅雨明けに再びリベンジする必要がありそうです
キハ85系も引退の日までしっかりと記録を続けていきたいですね
いまのところ、HC85系の試運転はJR東海管内のみで行われていますが、新宮まで来る日もそう遠くはないでしょう
そして、近畿車両から和歌山地区向けの227系が新たに出場したことから、きのくに線南端部を走る105系もいつまで走り続けるのか不明瞭です
5年前に381系やキハ11・48形が姿を消した以外、それほど大きな変化の無かった紀勢本線南端部ですが、いま再び変革の時を迎えようとしています