こんばんは。
今日はED75機番シリーズです。77回目ということで...777号機をUpします。
”スリーセブン”として人気のある今なお現役の機関車です。
ED75 777 [秋] 1975年落成
国鉄民営化ではJR東日本へ継承され、以後現在に至るまで生抜きの秋田所属です。
こういう機関車もナナゴーファミリーの中では珍しい、一度も転属していません。
また”777”とスロットの大当たりのような機番ですが、決してやらせでは無く、91両製造されたED75 700番台の77両目です。また、778号機以降は全てED79に改造されたので、JR化以降は700番台のラストナンバー機です。
前置きが長くなりましたが..
最初に出会ったのはこんな姿でした。50系客レを牽引、1カットは機関車を流していました。
初の奥羽南線での撮影だったと思います。
1991/08 奥羽本線(特記以外以下同様) 秋田-四ツ小屋 2422レ (2枚とも)
同じく50系客レ牽引の姿ですが、定期重連仕業の先頭でやって来ました。
1993/01 鶴ヶ坂-大釈迦 636レ
1993年冬の奥羽本線客レ廃止後は、よくこの列車を狙いに行きました。濃硫酸専用タキ5750が連なる貨物列車の先頭に立ちます。この時には運転室側窓がユニットサッシ化されているのが分かります。最初の写真では原型窓..両方の窓形態を撮影できた機関車もあまり記憶にありません。
1997/08 羽後飯塚-大久保 5684レ
同じく硫酸輸送の下り貨物列車は朝早い時間の設定、天気が良くない中、黒タキが連なる姿を撮影したくて跨線橋上に立ちましたが、この日は貨車1両だけを牽引 でした(泣)。
1997/08 早口-下川沿 5681レ
この時は臨客の予定があり、ならばお迎えの回送があるはず と、いつ来るか分からない単回を狙っていました。冬場の荒れ狂う海沿い、きつかったのを覚えています。777号機だったので頑張った甲斐はありましたが、不意打ちを喰って左側の線路が画面から切れてしまった...
1998/12 羽越本線 上浜-小砂川 単9***レ
更に待って、ようやくやって来た臨客牽引の777号です。正面がちアングルで客車がよくわかりませんが、12系のジョイトレ;オリエントサルーンです。
強風が吹き荒れ、海からの飛沫で口元が塩辛かった記憶があります。
しかしこれがオリジナル国鉄色最後の姿になったので、頑張ってよかった かな。
1998/12 羽越本線 小砂川-上浜 9837レ
その後時期がはっきりしませんが土崎全検を受け、黒Hゴム化、赤色の塗装も感じが変わりました。今では見慣れましたが、当時はだいぶ違和感 でした。このアングルは海沿いの景色に映えてくれましたが。
この頃は上記硫酸貨物の運転も無くなり、羽越本線の臨貨狙いが多くなっていました。8880~8881レは臨貨ながら半定期的に運転されていました。
2001/09 羽越本線 上浜-小砂川 8880レ
これは東北夜行急行廃止、お別れ運転の臨時列車だったと思います。客車は座席夜行の旅で随分お世話になった14系6連でした。露出が厳しい雪模様で撮影には苦労した記憶があります。
2001/12 糠沢-早口 9405レ 臨時急行 津軽
再び羽越本線の臨貨です。777号機の次位に次無動のDD51が付きました。この頃は北上線のDD51貨物運用を東新潟区の機関車が担当しており、時折東新潟-秋田間を次無動回送、この列車に連結されていました。
この日は海の表情が良い感じでした。
2002/07 羽越本線 上浜-小砂川 8880レ
年末の下り臨貨を牽引して行きます。この列車、色々な貨車が繋がり、編成内容、長さも日替わりでした。
2002/12 羽越本線 本楯-南鳥海 8881レ
秋田でチキ工臨の先頭に立ってスタンバイの777号機です。カマ次位はすっかり見なくなったチ1000に見えます。黒チキのレール輸送って今はチキ6000 2両1組使用が多いと思いますが、当時はチ、チキ、チ
の3両1組使用が見られたのを記憶しています。”チッチキチ~”みたいな..(笑)。
2003/05 秋田駅 工9***レ
これも秋田駅で撮影、ロンチキ編成を牽引していました。
2003/09 秋田駅 工9881レ
この時は迂回の臨貨を狙って、”白陣”へ行きました。
液化塩素の黄色いタキ5450が8両も繋がる編成、こんな貨物列車も見覚えがありません。
2005/03 白沢-陣場 9663レ
さて、この後も活躍を続け、現在も秋田に所属している777号機ですが、私はこれ以来撮影できていません。写真整理、スキャンをしてみてちょっとビックリでした。もう15年も777を撮ってないんだ..
あまり動いていないようなので心配ですが、機会があればまた777を撮影に行きたいですね。
できればイベントとかではなく、普段着の姿をじっくり撮りたい..贅沢かな..
何はともあれ、この先も永く活躍の機会があることを祈ります。
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以上"7"だらけ(笑)のED75 777 機番シリーズ第77回 最後までご覧いただきありがとうございました。