本日の
【鉄道模型】CRW撮影シリーズは
板谷峠の歴史の15回目
EF71交流電気機関車+キハ181系特急「つばさ」
です。
1972年(昭和47)夏のエンジン不具合の発生で「EF71形電機」の力を借りて板谷峠を超える事になった、キハ181系特急「つばさ」。10月からは正式に福島~米沢間はEF71形電機を補助機関車として協調運転する事に改められました。
500馬力の強力型エンジンでも板谷峠の登攀は厳しかったようですが、それ以上に120km/h運転の東北本線で485系電車と同じスピードで走るのには無理があったようです。
翌1973年(昭和48)4月からは予備車確保のため、12両編成を11両編成へ減車。10月からは故障対策として東北本線でのスピードダウンが行われました。
この対応は1975年11月24日の奥羽本線全線電化完成により特急「つばさ」が485系電車に変更されるまで続きました。
今回は11両編成に減車になってEF71形電機と協調運転で板谷峠を超える様子を再現いたしました。
1、福島駅に到着後EF71形交流電機を連結します。
頼もしい板谷峠のシェルパ登場です。
2、実際の福島駅における連結です。1974年(昭和49)8月。
絹目の印画紙なので見づらい写真です。ご了承ください。
3、福島駅を発車する様子を後方から。
EF71と協調運転で峠を目指します。
4、実際の発車の様子。3番線から板谷峠を目指します。 1975年(昭和50)9月。
EF71とともに。当時は予備車の関係から欠車も結構ありました。そのため模型の編成と実編成での相違がありました。
5、山中村を行くEF71形電機+キハ181系特急「つばさ」。
11両でも相当長いです。
前方から撮った写真がないので、鉄道ファン、とれいん増刊グラフ板谷峠’83から
(45年前と37年前の雑誌ですが、著作権上問題があれば削除いたします。)
6、板谷駅先を峠へ向け。 1975年(昭和50)9月。
鉄道ファン 1975年12月号通巻176号より 写真 諸河久。
7、庭坂大カーブの先の急坂を登ります。 1975年(昭和50)11月3日。
とれいん増刊 グラフ板谷峠’83より 写真 中島正樹。
8、峠を越え、高架橋を下るEF71形電機+キハ181系特急「つばさ」。
待避線には旧客を牽引するED78形電機。
※EF71の力を借り、板谷峠を超えるキハ181系特急「つばさ」です。 4’16”
次回は電車化された485系特急「つばさ」です。よろしくお願いいたします。