阪神電鉄の赤胴車 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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「鉄道」を趣味の対象として、さまざまに楽しむ活動を記録するブログです。

 昨日まで話題にしていた近鉄とレールがつながっている阪神電車。この営業線から、かつての急行系車輌の象徴だった「赤胴車」塗装が消えた。

 最後まで赤胴車が走っていたのは支線の武庫川線で、当初は5月末までと発表されていたものが、6月に延長すると修正されるも結局6月2日が最終運行日となったそうだ。ラストランに葬式鉄が集結することを避けるためと思われるが、静かに引退していった。

 そこで当ブログでも惜別として、赤胴車のネタを…と考えたものの、大した写真は撮っていない。あるものだけをご紹介させていただくが、阪神電車についてはあまり詳しくないので、誤った記述があったらお許しを。

 まずは1980年代初頭の撮影で7801形。当時の主力車として大量に増備された電車で、製造ロットによりさまざまな差異があったようだ。

 前面の方向幕の有無、片開き扉と両開き扉といった違いの他、車体断面(屋根の厚みやRの違い、車体裾部分のRの有無)にもバラエティがあり、結構印象が違って見えるものだ。

 次は2000年代に入ってからの撮影分を。

 2000形は、在来車を6輌固定編成化して制御方式も変更した更新系列とのことで、7801形の後期車からも改造されている。

 最後に赤胴車と青胴車がたまたま並んで留置されていた姿を。

 阪神の赤胴車は、京成の赤電(旧3000形など)と似ていると言われることが多い。塗色こそ似ているが、改めてみると車体のイメージは結構違う気がするのだが、どうだろうか。