6月2日、ひっそりと姿を消した武庫川線7861形車。
阪神電鉄最後の赤胴車だったんですね。
私は高校時代、梅田~野田間を通学で利用し、あの頃(1986年ごろ)は阪神を利用することが多かったです。当時の阪神は、まさに優等列車の赤、各停の青でした。
朝の登校時は、梅田駅4番のりばから出発していた準急(行先は忘れました)でした。この列車、5両編成で、先頭には両運転台の3301形が連結されていて、正面に厳めしく這っていた雨樋が面白くて、この列車狙いで乗っていた記憶があります。
下校時は急ぐときは混んでいる赤胴車で、疲れている時は座れる青胴車と使い分けていました。各停は、野田駅で終点梅田を目前に急行に抜かれるので、ほとんどの人は野田で急行に乗換、各停はいつも空いていました。
当時、元特急車3011系の改造車、C#7922が連結された編成が特急運用に入っていて、登校時、梅田駅でこの車両を見かけた時は、先行の各停か準急で福島駅へ先回りして、待ち構える・・・なんてことをしていました。その頃の福島駅は地上駅で、とても梅田駅の次の駅というのが信じられないぐらい、閑散としていて好きでした。
どうですか。窓配置が怪しいでしょ(笑)
当時の新鋭は8000系。1次車と2次車以降で顔が全然違ってました。
1次車
2次車
やはり8000系が来ると嬉しくて、率先して乗っていました。でも、こんな古豪が走っていたのにもったいないことしていたのかも知れませんね(笑)
赤胴車の終焉は寂しいものではありますが、長い間、お疲れ様でした。
青胴車は、本線で健在なんですね。なんか、久しぶりに乗りたくなってきました(笑)。
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