Kさん撮影:2011.6.4 上越線 C6120復活後初の営業運転 | D51338の ほぼ蒸機ブログ “NO STEAM, NO LIFE!”

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物心がついた時から蒸気機関車が好き。
1970年代に撮った写真はプリントでわずかに残るのみ(泣)
今は関東近県の復活蒸機を撮影するのが楽しみ。
そんな写真を載せたいと思います。
D51338は故郷、飛騨高山にいたカマです。

今日は在宅でした。当地は暑いという予報でしたが、そうでもなくて良かったです(^^)

さて、本日のKさんシリーズ、またもや日付指定ネタです。9年前の今日撮影のC6120初の営業運転のときの記録とのこと。今朝のデミさんと同じ企画ですね。 代理投稿 by D51338

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Kです。今回は9年前の今日ということで、上越線で運転された快速「SL C61復活号」の撮影記録をお届けします。

 

D51498に続くJR東日本高崎車両センター2両目の復活蒸機として、伊勢崎市の華蔵寺公園に静態保存されていたC6120に白羽の矢が立ち、復活プロジェクトが公表されたのが200912月のことでした。そして東日本大震災直後の2011年春に復活が実現。55日に水上駅まで試運転(DD51を次位(復路は最後尾)に連結)を行い、水上の転車台前広場で集まったファンにお披露目をしたのに続き、いよいよ64日から営業運転を行うことになったので、早速初日に駆け付けました。

 

① 八木原-渋川 ヤギシブのお立ち台です。あまり覚えていませんが凄いファンの数だったのではないでしょうか。その頃は普通に見られた湘南色の115系で練習、している間に、C6120はもうすぐそこまで来ていました。

② 同 客車は先頭が小窓のスハフ32、最後尾がオハニ36の旧型客車6両編成です。現役時代のC61には宮崎機関区時代にかろうじて遭遇。旧型客車の旅客列車の先頭に立つ姿も一応記録に収めてはいるのですが、こうして間近で見ると感激もひとしおです。

③ 津久田-岩本 利根川の第二橋梁と第三橋梁の間、畑の中を大きなカーブを描いて走る地点です。この場所は光線は良いのですがキャパが意外と狭く、あまりここでは撮影しないのですが、このときは何を思ったか頑張って来てみました。

④ 同 Sカーブで客車がくねる感じが良いですね!

⑤ 上牧-水上 線路が利根川の諏訪峡沿いの区間に入る直前、ちょうど交通量の多い県道を越えるところだと思います。ここで撮るということは私の到着がかなり通過ギリギリで、余裕がなかったのかもしれません。

⑥ 水上駅の転車台。ファンがみな楽しみにしていた、C6120の復活です!

⑦ ハドソンの軸配置、大きな動輪、太いボイラ。C62には及ばないのでしょうが、十分デカいです。

⑧ 整備位置の後方の木には白い藤の花が咲いていました。標高の高い水上とはいえ藤の花が6月になるのですから、2011年は春の訪れが遅かったようです。

⑨ 新調された説明看板です。一つだけ気になるのが、「宮崎機関区時代は、日豊線で急行「日南」や・・・を牽引していました。」というくだり。宮崎-都城をC57が牽引した急行日南3号は現役蒸機最終盤の白眉ともいえる列車でしたが、C61が(延岡-宮崎だと思いますが)急行日南を牽いたことって実際にあったのですかね?

⑩ 水上駅発車は、いつもの場所で、ごくフツーに撮りました()

⑪ 渋川駅発車 夕方の斜光線を受けて高崎に向けダッシュをかけるC6120。この頃は進行右側のこの位置からも撮影できましたが、現在は建物ができてしまい立入れなくなっています。

 

C6120は今年3月も元気に走ってましたし、再会できる日が早く来ると良いですね。

 

次回は、前回ご紹介した小田急多摩線開業時の写真と同じファイルホルダーに入っていた、1973(昭和48)年当時の小田急線の写真をもう1回掲載します。