「台車の組立キット」に挑戦! | 黄金色の電車工房から

黄金色の電車工房から

2019.8.15 yahooブログ「16番鉄道模型と鉄道写真の部屋」より移転してきました。
1/80真鍮キット工作の楽しみを広めるべく更新してまいります。
一応、旧型国電が専門です。


皆様こんにちは。


キハ20系製作のYouTube配信は思ったより時間が掛かっています。もうしばらくお待ちください。

さて、今日は所用で柏へ行く途中、特急ときわ号の中でこの記事を書いているのですが、19分しか時間がないのでササっといきます。

ワタシの73系シリーズ一作目として組んだ73403は、本来DT14台車のところ、日光やエンドウから発売されていないということで代わりに類似のTR47(客車用)を履かせておりました。



そんな中、もう一年近く前になりますが、BONAさんが発売した「ちゃんとしたDT14」が手に入りましたので、今回はそれを組んでみたいと思います。

メインの素材はかなり柔らかめなホワイトメタル。強度の面で不安でしたが、後々これが功を奏すことに。


まずは集電部分の金属パーツを切り出し面を出す作業からはじめます。
エッチングバサミで切り落とすタイミングでどうしてもヨレてしまうんです。


各種ホワイトメタルパーツも切り出し、整形。


続いて集電パーツをハンダ付け。
基本構体の組み立ては瞬着を利用するので、ハンダゴテに熱を入れるのはここだけです。
軸受けをはめる為の穴は2.3mmドリルでさらってやりました。


メインの台車枠に集電パーツを接着。
プカプカうかないように面と面で密着させます。


その他のホワイトメタルパーツも接着。


0.3mm線を使用する「てこ」の部分は組み立てが特に難しかったです。
まずこの継手みたいな極小パーツに0.3mmドリルで穴を開ける作業が…


無事に4箇所のてこがつきました。


ブレーキシュー等の飛び出ているパーツは車輪に接触してしまわないよう、ピンセットで角度調整します。
ホワイトメタルが柔らかいので作業はやり易かったですが、あまりクイクイッといじり過ぎるとポキッと折れそうなので注意が必要です。


日光製のボルスターを台車枠にネジ留メします。
ポケットがややキツかったので、ボルスターの方を削ってやや薄くしています。


この写真は今まで履かせていた日光のTR47との比較です。
軸距離はDT14と同じのハズなんですが、日光製は動力組み込みの観点(?)からあえて短めに作られているようです。


いかがでしょうか!
大柄で立体感もあるので、だいぶいかついイメージとなった他、まだ塗装していないので大手私鉄のグレー塗装台車のようにも見えますね。
軸受けがピボットのため正面から見るとややハの字になってしまいますが、これについては気にしないことにします。

本日はここまでです…