こんばんは。
今日はED75機番シリーズの第76回、1005号機です。
P型1000番台前期型の1両です。”色ガマ”時代が長かったですが、私的には貴重な姿に出会えた機関車でした。
ED75 1005[青] 1968年落成 →[長]1980~
最初の写真が私的には貴重な1枚です。まだ国鉄時代、撮影機会が多くなかった旧型客車牽引の1コマ、1000番台牽引の客レはこれが唯一になりました。
白坂駅を発車したところ、当時の上り線はホーム停車線と通過線(本線)の2本があり、待避ができる線形でした。駅を発車した列車が車体をくねらせて、本線に合流して行きます。
下り線は更に待避線が1本の3本がありました。その待避線に車扱貨物列車が止まっているのが写真左端に写っています。最後尾は..ヨ5000かな?
1983/04 東北本線(以下同様) 白坂-豊原 126レ
タキ43000が連なる車扱貨物列車を牽引します。
1985/08 白坂-新白河 5175レ
これも車扱貨物のスジでしたが、単回でした。1000番台前期型、連結器周りが実に賑やかです。
これぞ”重連型”...まもなく国鉄時代が終わる といった時期の撮影です。
1987/03 白河-久田野 単5179レ
87年の国鉄民営化ではJR貨物へ継承、翌88年には[盛]へ転属し、高速貨物列車を重連牽引です。
が、JR化早々に試験塗装、通称”パンダガマ”になったものと思われます。
1989/08 久田野-白河 3056レ
ワム8の車扱貨物を牽引、青いワムハチ..380000台も増えていました。
1994/01 豊原-白坂 5161レ
”パンダ”ではありますが、風景に助けられたかな?
1994/12 東白石-北白川 3067レ
95年(or96年?)には更新工事を受けて、今度は”白ガマ”になります。
赤いカマを従えて、高速貨物を重連牽引です。
1996/01 小繋-小鳥谷 3093レ
年末の撮影です。高速コンテナ貨物ですが、カマ次位から10数両、見事に”フレームライナー”状態です。この列車は当時から宅配のコンテナが繋がっていることが多く、運休が多数の中、年末年始も運転されていました。後方に宅配コンテナ 写ってますね。
1996/12 苫米地-北高岩 3065レ
1999年に[長]へ転属し、その後[仙貨]所属になっています。
露出アンダーのポジを補正しているので色調が妙ですが、シロガマ同士、1005+1021号機の重連です。
これもカマ次位から空コキが続いています。
これが最後の撮影になりました。
2001/03 久田野-白河 8052レ
1005号機は2009年に廃車になっています。最後の撮影からだいぶ日が経っていますが、運用を外れていたのか、シロガマなのであまり積極的に撮影しなかった結果なのか、よくわかりません。
オリジナルの赤2号は国鉄時代の撮影のみでしたが、旧客に、貨物に、活躍を見ることが出来た1両でした。
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以上ED75 1005 機番シリーズ第76回 最後までご覧いただきありがとうございました。