浅草駅【東京都】(都営浅草線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


今回の【駅】コーナーは、
東京都台東区東部の歴史ある市街地・観光地である浅草の南東側、隅田川沿いに位置する都営地下鉄浅草線 【都営浅草線】の主要駅かつ路線名と同一名称の駅で、東京メトロ銀座線、東武スカイツリーラインとの乗換駅でもある
浅草駅 (あさくさえき。Asakusa Station) です。
 
 
駅名
浅草駅 (A 18)
 
所在地
東京都台東区
 
乗車可能路線
都営地下鉄:浅草線 【都営浅草線】 
 
隣の駅
西馬込方……蔵前駅
押上方………本所吾妻橋駅 
 
乗換可能駅
東京メトロ:銀座線……浅草駅まで徒歩4分
東武鉄道:伊勢崎線 【東武スカイツリーライン】……浅草駅まで徒歩10分
(※) つくばエクスプレス線浅草駅とは相当離れており (約750m)、乗換駅として見なされていません。
 
訪問・撮影時
2018年8月
 
 

都営浅草線・浅草駅の南側に位置する駒形橋西詰交差点より北を望む。
手前(南南西)~右奥(北北東)の道路は江戸通り(国道6号線)で、前方地下に東京メトロ銀座線の浅草駅があり、その先に東武線の浅草駅があります。
左奥へ分岐する道路は旧日光通りで、約250m先には浅草寺の雷門があります。
江戸通りと交差する左(西)~右(東)の道路は浅草通り(都道463号線)で、西側は地下を銀座線が走っており、東側は隅田川を渡る駒形橋になります。
ちなみに都営浅草線は当交差点より南(手前側)では江戸通り地下を走っていますが、当交差点で右へカーブして江戸通り右側のビル街地下を通ってそのまま隅田川の下を斜めに横断して押上方面へ向かいます。浅草駅は交差点手前からビル街にかけての地下にあります。
交差点の左手前にA1出入口(階段のみ)、右手前にA2-a出入口(階段のみ)とA2-b出入口(エレベーターのみ)があります。ちなみにA1、A2-a、A2-bの各出入口からは都営浅草線しか利用できませんのでご注意下さい。
尚、都営浅草線をはじめ各社局の浅草駅には自動車が乗入可能な駅前広場はありません(歩行者用のスペースは東武駅前にあります。狭いですが)。バス停留所は東武駅周辺、雷門周辺、駒形橋西詰交差点南側に分散して設けられています。
 
駒形橋西詰交差点周辺はビル街で、マンションも見られます。商店は少ないです。
 
 

駒形橋西詰交差点より南を望む。背後(北)に駒形橋西詰交差点があります。
手前(北北東)~奥(南南西)の道路は江戸通りで、地下を都営浅草線が通っています。後方地下に浅草駅があります。
江戸通り右側にA1出入口が、左側にA2-b出入口があり、左背後の浅草通り沿いにA2-a出入口があります。
駅南側も江戸通り沿いはビル街で、主にオフィスやホテルが立ち並んでいます。
右側歩道沿い、3つ目のビルはスーツケースなどのメーカー「エース」の東日本カスタマーセンターで、館内に「世界のカバン博物館」が併設されています。さらに先には玩具メーカー「バンダイ」の本社ビルがあります。
一方、駅南側の駒形地区は路地に入ってもビルが多く、中小企業の事業所などが多数見られます。住宅は集合住宅こそ一定数見られますが、戸建住宅はあまり多くありません。
 
 

こちらは駒形橋西詰交差点の南東角、浅草通りの歩道上に設けられているA2-a出入口です。
東を望む。背後に駒形橋西詰交差点があります。
前方には駒形橋があり、隅田川の対岸は墨田区になります。
また、左前方には東京スカイツリーを望めます。
 
 

駒形橋西詰交差点より西を望む。
手前(東)~奥(西)の道路は浅草通りで、背後に駒形橋があり、前方の地下を銀座線が通っています。
左(南南西)~右(北北東)の道路は江戸通りで、左側の江戸通り地下から右手前のビル外地下にかけて都営浅草線の浅草駅があります。
右前方には雷門方面への旧日光街道が分かれています。
交差点西側の浅草通り沿いもビル街で、マンションも点在しています。商店は少ないです。
この江戸通りを約500m西(写真奥)へ進むと銀座線の田原町駅に到達します。
 
 

浅草駅の南口に相当する駒形橋方面改札です。地下3階にあります。北東を望む。
背後にA1出入口とA2-b出入口(EV専用)が、右側にA2-a出入口があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が4通路あり、左端の幅広通路は有人通路を兼ねています。
改札口の左手前には自動券売機があります。さらに手前には駅長事務室があります。
トイレ、多機能トイレは背後(改札外)にあります。
地下4階にあるホームとの間は階段、エレベーターで結ばれています。エレベーターは後述の雷門方面改札とを結ぶ改札内連絡通路沿いに西馬込方面1番線ホーム行きが、雷門方面改札前に押上方面2番線ホーム行きがそれぞれ設置されています。
尚、都営浅草線の浅草駅構内に売店、コンビニはありません。ご注意下さい。
 
 

こちらは都営浅草線・浅草駅の北東側に位置するA3出入口です。北北東を望む。
江戸通り東側のビル1階にA3出入口(階段のみ)があります。東京都交通局が管理する出入口ですが、都営浅草線の雷門方面改札のほか、銀座線の駒形橋方面改札(都営浅草線の駒形橋方面改札とは無関係)も近くにあるため東京メトロの表示も併記されています。
左側を手前(南南西)~奥(北北東)に走る道路は江戸通りで、前方にかけての地下に銀座線の浅草駅があり、その向こう側に東武線の浅草駅があります。左後方~右側のビル街地下にかけて都営浅草線の浅草駅があります。
また、江戸通りの反対側(写真左前方)のビル1階にはA4出入口(雷門方面)、A5出入口(東武線方面)があります。A4、A5出入口からも銀座線にアクセス可能です。
 
 

A3出入口前より南南西を望む。
手前(北北東)~奥(南南西)の道路は江戸通りで、後方にかけての地下に銀座線の浅草駅があり、左側のビル外地下から前方に見える駒形橋西詰交差点の地下にかけて都営浅草線の浅草駅があります。
左前方のビル1階にA3出入口が、右背後のビル1階にA4出入口(雷門方面)、A5出入口(東武線方面)があります。
この付近もビル街ですが、浅草の中心地に近いにもかかわらず商店は少な目です。浅草の商業地区は都営浅草線浅草駅の北側(写真後方)、雷門通り付近やその北側に集中しています。
また、左側のビル街の東側には隅田川が流れています。
 
 

上写真と同じ地点にて北北東を望む。
手前(南南西)~奥(北北東)の道路は江戸通りで、前方にかけての地下に銀座線の浅草駅があり、その向こう側に東武線の浅草駅があります。左後方の駒形橋西詰交差点地下~右側のビル街地下にかけて都営浅草線の浅草駅があります。
右背後にA3出入口が、左前方のビル(雷一ビル)1階にはA5出入口があり、このビルの反対側(西側)にはA4出入口があります。
写真右奥(北北東)には吾妻橋交差点があり、雷門通りと交差しています。交差点を左折すると浅草寺の雷門に到達できます。
また、吾妻橋交差点の先にはレトロな外観の東武スカイツリーライン・浅草駅ビル「浅草エキミセ」が見えます。
 
 

こちらは都営浅草線・浅草席の北西側に位置するA4出入口前より北を望む。
江戸通りと旧日光街道の間に位置する裏路地・雷門一之宮通りの東側にA4出入口(写真右手前)があります。
都営浅草線・浅草駅において雷門に最も近い出入口となります。
雷門一之宮通り沿いにはカフェやコンビニがあり、撮影は早朝なので人通りが少ないですが昼間は人通りが多いと思われます。
この道路を70mほど北へ進むと雷門通りに出ます。左へ曲がってすぐの信号を右へ渡れば雷門です
また、正面奥に見える雷門通り北側のビルには東京メトロ銀座線浅草駅の駅事務室、お忘れ物取扱所と1番出入口があります(銀座線のみ利用可能)。
 
 

浅草駅の北口に相当する雷門方面改札です。地下3階にあります。南西を望む。
背後右側にA3出入口が、背後に東京メトロ銀座線の駒形橋方面改札、そしてA4、A5出入口への通路があります。
雷門方面改札と銀座線・駒形橋方面改札の間に段差はありませんが、改札と地下2階に位置する銀座線ホームとの間には階段(車いす昇降機併設)があります。ちなみに銀座線・駒形橋方面改札とつながっているのは銀座線1番線ホームで、2番線ホームへは一旦地下1階に上がらねばなりません(階段のみ。車いす昇降機併設)。但し、銀座線は運行本数が多く、浅草駅では基本的に1番線と2番線に交互に発着するので1番線で待っていてもすぐ電車に乗れます(早朝・深夜を除く)。
また、A4、A5出入口への通路は銀座線をくぐるため一旦地下4階レベルに下ってから地上へ上がる形になります。A3~A5出入口はエレベーター未設置なので注意が必要です(よって、雷門方面改札は銀座線との乗換ルートのみバリアフリー対応がなされています)。
 
観光客対応なのか、交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が多数並んでいて、左端は窓口兼有人通路です。改札機の右半分は少し手前にずれた位置にあります。
改札口の左手前には自動券売機があります。少なくとも土休日昼間には案内係が自動券売機付近で対応しています。
トイレは2番線ホーム押上方にありますが、多機能トイレは前述の駒形橋方面改札外の設備を利用する形になります。改札外地下で駒形橋方面改札外とはつながっていないので(改札内では段差なしでつながっています)、多機能トイレご利用の際は係員にその旨を伝える必要があります。
地下4階にあるホームとの間は階段、エレベーターで結ばれています。改札を通って右前方に押上方面2番線ホーム行きのエレベーターが、前述の駒形橋方面改札とを結ぶ改札内連絡通路沿いに西馬込方面1番線ホーム行きエレベーターが、それぞれ設置されています。
 
 

2番線ホームの壁面に埋め込まれている駅名標です。
電照式で、バックライトは蛍光灯です。
都営地下鉄の新デザインで、上下に都営浅草線のラインカラー(ローズ)が表示されています。
また、駅ナンバリングも併記されています (A 18)。
 
 

都営浅草線の浅草駅は相対式ホーム2面2線の構造で、隅田川をくぐるため地下4階の深さにあります。
南西~北東方向にホームが延びていますが、西馬込方(写真奥)でホームはカーブを描いています。
ホームは8両対応で、2018年8月時点でホームドアは未設置です。
左(東)が1番線で西馬込方面・京急線方面、右(西)が2番線で押上方面・京成線方面です。
各ホームにはベンチがあり、少なくとも2番線には飲料自動販売機もあります。2番線には通常のトイレもあります。
また、各ホーム西馬込方に駒形橋方面改札への、押上方(手前側)には雷門方面改札への階段がそれぞれ設置されています。1番線中ほど、2番線押上寄りにはエレベーターも設置されています(階段、エレベーター共どちらの改札も利用可能です)。
写真は西馬込方を望む。
 
西馬込方はこの先、隅田川の西側を並走する江戸通りの地下を南南西へ走り、春日通りと交差する際に都営大江戸線の上を跨ぎ、ほどなくして蔵前駅へと至ります。都営大江戸線と乗換可能ですが、両路線の駅は離れており(最短約300m)、地上連絡となりますので特に雨天や荒天の際はご注意下さい。また、乗換の際は時間に余裕をもってお出かけ下さい。
 
 

2番線より押上方を望む。左側の灯具に飛行機マークがありますが、エアポート快特を表す種別表示灯でしょうか?
この先、右へカーブしながら吾妻橋南側で隅田川をくぐり、墨田区に入ります。その後は都道463号の地下を東南東へ走り、駒形橋からの浅草通りと合流する地点で左へカーブして浅草通り地下を東へ走るようになると、程なくして本所吾妻橋駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が都営浅草線の浅草駅で下車(乗車)したのは2017年、2018年をはじめ何度かあります。乗換や宿泊での利用が主ですが、2018年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅は昭和の雰囲気が残っていました。また駅前も浅草地区の南外れにあり、やや東武駅や雷門付近と比較して閑散とした印象でした。
 
新宿からですと都営新宿線で馬喰横山駅まで行き(急行も両駅に停車します)、都営浅草線の押上方面電車(エアポート快特もOK)に乗り換えて当駅下車ですが、JR線から浅草橋駅で浅草線に乗り換えるルートや都営大江戸線から蔵前駅で浅草線に乗り換えるルートもあります。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅で下車。運賃は少々高くなりますが京急線駅へと移動し、都営浅草線直通電車(泉岳寺行きを除く)に乗車して当駅下車です。運賃を節約したい場合は品川駅から東海道線or山手線で新橋駅まで行き、都営浅草線の押上方面電車(エアポート快特もOK)に乗り換えて当駅下車。あるいは新幹線で東京駅まで行き、山手線or京浜東北線に乗り換えて秋葉原駅へ。さらに中央・総武緩行線の千葉方面に乗り換えて浅草橋駅で下車し、都営浅草線の押上方面電車乗り換えるルート、東京駅から在来線で上野駅まで行き、東京メトロ銀座線に乗り換えて浅草駅1番線で下車するルートがあります。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニが複数あり、飲食店も駅前(特に北側)に気軽に入れるチェーン店をはじめ多くの店舗があります。但し、土休日を中心に食事時は混雑する事がありますので時間に余裕を持ってお出かけを。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。
都営浅草線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は浅草駅でも途中下車されてみて下さい!
また、浅草へ観光の際は、ぜひ都営浅草線をご利用になり、浅草駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:東京都交通局のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)