【鉄道模型】板谷峠の歴史12“EF71形電機+キハ81系特急「つばさ」 | cavacho☆彡“きゃばちょこ”です。

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本日の

 【鉄道模型】CRW撮影シリーズ

 板谷峠の歴史を振り返る12回目で、

 EF71交流電気機関車+キハ81系特急「つばさ」

です。

 板谷峠は1968年(昭和43)10月〔ヨン・サン・トオ〕、米沢~山形間の交流電化に合わせ交流化に。中川信号所での電気機関車の連結・開放は終了し、福島駅で連結・開放を実施する事となりました。

 

 ヨン・サン・トオは東北本線の全線複線電化完成によるダイヤ白紙改正で、今までキハ81系で運行されていた特急「はつかり」が電車化され、583系で運行されることとなりました。

 それに伴ってそれまでキハ82系で2往復運行されていた特急「つばさ」のうち1往復(上下とも2号)は81系で運行されることとなり、あの独特なブルドック型が特急「つばさ」の先頭に立つことになりました。

 キハ81系は、特急「こだま」のように先頭車連結器にカバーがしてありましたが、福島~米沢間で補助機関車の連結が必要なことからカバーを外した形で運行されることになりました。

 

 翌1969年(昭和44)10月、上野と金沢を結んでいた特急「はくたか」が信越線碓氷峠経由から上越線長岡経由に改められ電車化される事に。それに伴いキハ82系の余剰が出たため特急「つばさ」に充当されることとなりました。

 新たに上越線回りで上野と秋田を結ぶ特急「いなほ」、その間合いで常磐線特急「ひたち」が誕生し、キハ81系はそれに充当されることに、キハ81系特急「つばさ」は1年で消え、短命に終わりました。

 

 キハ81系特急「つばさ」の板谷峠通過を再現いたします。

 

 1、キハ81系7輌編成特急「つばさ」 福島駅到着です。

 ブルドック独特な先頭形状が特徴です。

 

 2、福島からEF71を連結、補助機関車の力を借りて板谷峠を超えます。

 EF71+キハ81+キハ80+キハ80+キハ80+キシ80+キロ80+キハ81の7両です。

 

 3、花見山麓S字を行く、EF71 1+キハ81系特急「つばさ」。

 CRWの定番撮影地で撮影です。拡大すると「つばさ」の字幕ヘッドマークが見えます。

 

 4、山中村を行く、EF71+キハ81系特急「つばさ」。

 EF71は力持ち。山中村への急坂も軽快に登ります。

 

 EF71+キハ81系の写真は残念ながら見つけられませんでした。

 鉄道ファンおよびイカロスMOOK「名列車列伝シリーズ・つばさ」の中から紹介いたします。

(鉄道ファンは45年前、イカロスMOOKは22年前の雑誌ですが、著作権上問題があれば削除いたします。)

 

 5、東北線を行く、キハ81系特急「つばさ」。 1968.12.08 黒磯駅にて。

 鉄道ファン 1975年(昭和50)12月号(通巻176)  写真 三島富士夫

 

 6、上野駅のキハ81系特急「つばさ」 1969.02 上野駅にて。

 イカロスMOOK名列車列伝4「つばさ」 1998年5月発行より  写真 結解 学

 

 ブロ友のglockさんが撮影された上野駅、昭和43年の写真にもキハ81系特急「つばさ」の写真が掲載されていますのでご紹介いたします。

 

  ※動画です。福島駅到着→EF71連結→板谷峠超え→米沢駅到着です。 3’48”

 

 

 次回は、EF71+キハ82系特急「つばさ」です。よろしくお願いいたします。