8550の自作 14:イコライザーの製作、ロッドの溝入れ | 鉄道省半田鉄道局

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1/80鉄道模型(Jゲージ)工作記事を中心に、鉄道と身の回りの出来事を書いてゆきます。
​(平成26年11月8日Yahooで開設、令和元年6月22日こちらに移転しました)

休日は普通8時前におきますが、日曜日は何と9:30起き。やはり毎朝5時起き2時間通勤はダメージになっています。お陰で工作のスタートも遅れてしまいました。

ロッドに本格的に溝入れを行うため、エッチングしない部分をマスキングしました。溝幅0.8とし、帯板をゲージ代わりに幅を極めました。

手間取り、エッチング液に投入したのは前回試行とあまり変わらず、16:10になってしまった。メインロッドもやり直しです。液はほんの少し、継ぎ足しています。

21:50に引き上げました。ハラハラドキドキ。

結果。メインロッド合格。イェ---イ。サイドロッド、第1-2間はOK。第2-3間は片や溝が細くなってしまい、片やマスキング不良で過剰浸食部が出来てしまいました。これは作り直しです。マスキング方法を考えないと。いっそレーザープリンタを使用した「F式」でやってみるか。これがマスターできれば、蒸気自作の上で鬼に金棒です。

ロッド溝の一部失敗にめげず、第一動輪の左右イコライザを作りました。ロッカーアームスィング用のカムが中央にあるため、Φ1洋白線をU字に曲げて、これにΦ3穴を明けた真鍮板に銀ろう付けし、アングルフレームに刺した旋削のピンに差込んで、Eリングで止める方法を、新たに開発?しました。荷重がかかるイコライザには銀ろう付けが強度的に適しています。

アングルフレームは、シリンダ後部の台枠横梁にM1.4ネジ2本で固定しました。何も無しだと軸箱が最下段になってしまったので、t0.5でスペーサーを作って挟んだところ、丁度よい高さになりました。左右に気持ちよくイコライズします。

今日から、カインズホームも閉店が19時に延長され、会社の帰りに寄れるようになりました。Eリングの補充の他、銀ろうも買ってきました。今回のは650℃、銀含有率56%で、引張強度441N/mm2とあり、おお、SS400より強いのか、と感動。どうりで、銀ろう部に糸鋸の刃を通すと早く鈍るし、ヤスリも若干かかりにくいわけだ。一方で売っていた半田は一桁低く、全然違う。こりゃ強度部材はまず銀ろうだなあ。

また、いっそ真鍮エッチングや真鍮ロストのロッド類など、銀ろうメッキしたらどうなるだろう、と考えたりしています。「ねり銀ろう」を手に入れたら、鉄道模型社のエッチングキットでやってみようかしら。

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