呉人の鉄道部屋

鉄道旅や広島地区の撮影を中心に紹介するブログです!

2018年8月13日 キハ47で行くローカル線鳴門線の小旅行(リメイク版)

どうもどうも。

 

今回は実家のある徳島に帰省した際にキハ47に乗って鳴門線に乗ってきた模様を紹介します。

 

時刻は16時。この時期の徳島市内では阿波踊りが行われており、徳島が一年間で最も盛り上がる時期です。その為、特急や普通列車において増結が実施されています。

そんな中、鳴門線で運行されるキハ47にも増結車が付く情報を仕入れたので、徳島駅に向かいました。

 

なぜ夕方なのかというと日中は1500形や1200形で運行されるためであり、キハ47系列は朝晩を中心に運行されているためです。

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駅に入ると早々と入線してきました。通常は2両での運行ですが…

 

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 今日は後ろに首都圏色のキハ47系の2両をつないだ4両編成で運行されていました。この首都圏色は広島では当たり前にみられるものですが、逆に徳島では2両しか存在しないため、レアな存在です。

しかもトイレを備えていないペアで構成されているので、基本的に増結運用のみに入っているので運用回数が非常に少ない車両です。なので今回はこの車両に乗って終点の鳴門まで向かいたいと思います。

 

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車内です。車内はオリジナルの面影を色濃く残しているのが特徴的です。なお徳島のキハ47系列にはドアボタンは装備されていません。エンジンは原形のエンジンらしく、JR西日本のキハ47系列とは全くエンジンの迫力が違います。

乗車したのは一番最後尾の車両に乗車したのですが、写真の通り、誰一人乗車していませんでした。

 

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 当然窓を開けることができます。ディーゼルエンジンの音とにおいを存分に堪能することができます。

 

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外に出て撮影してみます。駅舎の柱も古いものなので非常に味が出ていて特に気に入っている雰囲気です。そうこうしていると発車時刻になるので車内に戻りましょう。

 

 

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途中、佐古・勝瑞で列車交換があったのですが、なんとすべてキハ40系列で驚きました。恐らく増結に伴う運用変更で、キハ40系列の運用が大幅に増えたようですね。

 

吉成~勝瑞間の有名な撮影地を車内から見ると、凄まじい撮影者の数で驚きました…

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そして池谷に停車しました。池谷では数分停車しました。これから鳴門線に入るわけですが、なんと後ろ2両の車両はドアカットとのこと。なので、なおさら後ろの車両に乗る人はいませんよね。ということで全く人が乗ってくることなく池谷を発車していきました。これにより後ろ2両に自分以外の人がいないことになりました。

 

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教会前駅での様子。完全に2両分はみ出しています。この駅のように完全にはみ出している時もあれば、3両分のホームがある駅もありました。

 

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人もいないので、窓を大きく開けて過ごしていました。この雰囲気中々癖になります。これだからローカル線に乗るのはやめられない!この雰囲気大好きです。

 

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そして終点の鳴門駅に到着しました。鳴門駅に着くと多くの乗客が待っており、すぐに車内が満員になりました。

徳島駅で折り返し分のきっぷも一緒に買っておいたので、そのまま乗ったまま折り返します。え?改札を通さなくてもいいのかって?自動改札機は徳島県には無いんです(笑)

 

折り返すと、乗っていた側の車両が先頭になるのでドアも開くようになるのかと思っていたら、ドアカットの設備が備わっていないのか、やはり後ろ側四国色の車両のみのドアが開くようです。しかし、今回は阿波踊りを見に行くために徳島まで乗り通す客が多いのか、車内は多くの乗客で溢れていました。

 

 

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そのような中、池谷に到着しました。同じ首都圏色でも、広島の車両とは雰囲気が全然違いますね…こちらのほうが断然好きですね(笑)
なおこの時ダイヤが乱れており、全然ダイヤ通りに走行していませんでした(苦笑)その為、徳島方面の列車がいつ発車するかわからないようになっています。

 

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鳴門方面の列車とすれ違います。こちらもキハ40での運転です。こちらは3両編成です。

 

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続いて岡山行きのうずしおが到着です。こちらは2000系が増結にまわっています。2000系は基本的に増結運用でしかうずしお運用に入らないので、こちらも繁忙期ならではの光景です。

 

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そしてようやく徳島方面に向けて発車です。

 

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徳島方面に向けて出発した5分後には再び徳島行きの列車が到着。こちらもキハ40系列での運行です。こちらは4両での運行でした。定期での高徳線での運用は朝晩しか存在しないので、この運用も臨時に増えたもの、もしくは運用が置き換わったものと思われます。そういえば車庫以外で1500形と1200形を見てませんね(笑)

 

こちらの列車を撮影して、今回の撮影は終了しました。

 

徳島のキハ40系列はどの車両もリニューアルされておらず、原形のエンジンや車内がそのまま残っており、非常にノスタルジックな列車なので、非常におすすめの車両です!あと乗客も少ないし。ぜひ徳島に来たときにはキハ40系列に乗ってみてください!なお、夏場以外は運用数が少ないので運用には事前に調査して向かうことをおすすめします。

 


今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。