途切れた春 | 四季の鉄道風景Gallery

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北海道と関東を中心に、四季折々の鉄道風景を公開します。

2020年の春は、いつもより桜の開花が早く、3月下旬には首都圏では満開になりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染が世界的に拡大し、東京オリンピックは延期が決定、花見どころではない状況となりました。楽しみな桜の時期ですが、写真撮りは不要不急の最たるものなので、3月29日(日)大雪の日を最後に、撮影自粛生活に入りました。(撮影日3/22、28、29)

小湊で菜の花を撮った翌週の週末。近場の世田谷線で春さがし。

ささやかに菜の花と。風が強い日で、汗ばむほどの陽気でした。

桜は満開になりました。遠出は自粛して、近場で満開の桜を撮りました。毎年撮っている南橋本の桜並木。枝が切られ、少しボリューム感が無くなった感じ。

それでも、近場では自慢の桜です。マスクしながらの花見。

しかし、車両は地味です。

久しぶりに急な坂を登って、高幡不動とモノレール。京都みたいな。

隣町、多摩センターの桜も見事です。

ニュータウンの歴史の重みを感じる桜並木です。

翌日は、天気予報通り、まさかの大雪になりました。

途切れる春。次の週は小湊・いすみ、その次はわたらせ、連休は北海道と楽しみしていましたが、すべて中止。

その後、4月7日、緊急事態宣言が出され、自粛生活に入りました。

5月26日、宣言は解除されました。60年以上生きてきましたが、こんな春は初めてです。写真は心に潤いを与えてくれるものなので。少しづつ再開できたらいいなと思っています。