北の景色が似合う列車をBトレで集めたり、作ったりしています。
90年代に一世を風靡したジョイフルトレインは、様々な機関車や路線との組み合わせや、編成の面白さ、そして何より華やかな外観と、模型的な楽しさに溢れています。
サロンエクスプレス東京、ユーロライナー、スーパーエクスプレスレインボー、オリエントサルーン、14系リゾート展望車と、あの頃カメラ
を担いで追いかけた思い出の車両が少しずつ揃ってきました。次は新潟上沼垂のお座敷列車・通称「カヌ座」を作ることにしました。
この列車は、12系のオーソドックスな塗り替え、という印象ですが、短い編成で磐越西線を走ったり、サロン佐渡というサロンカーが挟まっていたり、模型的に楽しい要素が多いです。DD51が似合いそうです。
タネ車は、こういう時のために集めておいたBトレ12系を使います。0.3ミリプラ板でドアを塞ぎます。
クレオスの500番のサーフェイサーを吹きつつ、400番のスティックヤスリ(ハードタイプ)で目立つ凸凹を削ります。この作業は以前に比べると、道具のお陰もありだいぶ技術がマシになりましたが、それでも凹凸を消しきれない感じです。塗装を厚塗りする中で目立たなくなるのを期待します。
窓埋めは、実車もユニット窓分の凸が残っているようですので、0.3ミリプラ板を四角く切って貼りましたが、これだと厚すぎました。。。
マスキングして、赤2号、黄かん色を吹きました。オレンジの色味はよくわからなかったのですが、分かりやすい塗色なので、それっぽくなってくれそうな気がします。
マスキングテープは、クレオスの帯状に切られているものを使いました。
手元に1ミリ、2ミリ幅のものしかなかったのですが、この車両の裾の二本帯は、幅1.3ミリくらいが良さそうです。仕方がないので2枚をズラして重ねて貼りました。
上の細い帯はハセガワの幅0.5ミリのテープを使いました。これは材質がちりめん状になっており、追随性がよいので便利です。
オレンジの後に一度サーフェイサーを軽く吹き、乾燥させました。今回、割と塗り分けがうまく行ったのですが、マスキングテープをしっかり貼ることと、最初に軽く吹いて乾燥させることで、テープの隙間に入りそうな場所で塗料が固まって隙間を塞いでくれたような気がしています。
マスキングテープを剥がします。
斜めのラインは実車では端の方に寄っていますが、Bトレでこれを再現すると、一番端の窓が埋められた車両だけ、斜めラインの位置が大きく変わってしまいますので、「埋めたものを含めて端から二番目の窓から斜めラインが始まる」というルールにしました。実車より少し窓に対する幅をラインの狭めました。
サロン佐渡の窓は、製品の窓の桟を削ってしまい、固定窓を表現します。手元に1000番のヤスリまでしかなかったので、結構曇ってしまいました。。。。
Bトレの窓パーツは構造上大切ですので、できるだけ原型をとどめるようにしつつ、埋めて必要ない窓を除去します。お座敷車はユニット窓の裏側から紙を貼って障子を表現しました。
とりあえず2両落成です。グリーン車マークは色味的に重要なアクセントとなっており、これがないと寂しいです。サロン佐渡は、なんとなく東武線の中間車みたいです。。。
写真で最後尾のところは、実車で分割可能な場所のイメージで、帯が妻面まで回り込み、テールライトが付いています。
続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/06/03/204626
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