2020 05 30 Nゲージ 工作 旧型客車 オハ35妻板加工

 

こんばんは。外出の自粛制限もなくなったのですが、まだまだ家で暮らそう、Nゲージ工作をしようということで、今週もコツコツと工作をしていました。

 

帰省急行セットのナハフ11とスハフ42、スハニ61の工作が終わって、次はオハフ33の製作に掛かりました。先に工作したオハ35 2両は丸屋根タイプでしたが、この帰省急行は700番代鋼製屋根の半切妻タイプがこのセットにだけ付属しています。

 

折角なので、3両とも半切妻のままで組む予定です。しかし、他のGMキットも全部そうですが、雨樋や幌のダンパがモールド加工で表現されているので、なんとなく加工心がくすぐられます。

 

 

旧型客車を作り始めた頃にはこのダンパーも製作物と交換していましたが、大量の加工をしている内にそのままとしていました。

どこまで加工出来るか試作のため、余った丸屋根用妻板で、まず雨樋を引き伸ばし線で工作して取り付けしました。

 

 

次にダンパーですが、以前の工作では電線の被覆を使っていましたが、今回は0.7mmと0.3mmの引き伸ばし線を使って作りました。

 

 

続いて昇降口の手摺です。これもやはりモールドで加工されていますが、モールドの手摺を切除します。

妻板側の手摺は妻板の側面側の僅かな厚みの所に取り付けされています。

画像の赤塗りした面で、厚さ0.5mm程度の部分で0.3mmのここに明けるのは至難の業です。

 

 

幸いにも中心部側は厚さが厚くなっているので、取り付け位置を1mmほど掘り込み、0.3mmの穴をあける厚さを確保します。

 

 

掘り込みの部分に0.3mm下穴を空けました。

 

 

コの字に曲げた真鍮線を差し込んでみました。

 

 

外向きの手摺を90°曲げて、側面と並行にして取り付けました。

 

 

掘りこんだ部分は手摺の固定も兼ねて瞬間接着剤を盛って固着後削って妻板面に隠しました。 

側板側の手摺も取り付けして、仮組してみました。

 

 

間の本加工は一気に飛んで、側板2枚と妻板2枚の手摺、雨樋、ダンパーの加工を完了しました。

 

 

妻板下端のランプのフック?はエバーグリーンの0.5mm×0.25mm材でつくりましたが、何となくオーバースケールで実感に欠けるので何か別の方法を考えます。

 

 

今回は本工作が一気に飛んでしまいましたが、次の車両の工作ではもう少し詳細を紹介します。

今日も最後まで御覧いただきありがとうございました。