”70年たった今でも身近に残る本土空襲の痕跡、事実を残す駅と設備、国道駅/横浜駅/横浜市電博物” | 湘南陽光電しゃ館 鉄道館

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本日、5/29は横浜大空襲の祈念の日です。

WIKI解説↓

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E5%A4%A7%E7%A9%BA%E8%A5%B2

横浜市公開資料↓

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/gaiyo/shishiryo/shiryo/air-raid.html

総務省公表資料↓

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/daijinkanbou/sensai/situation/state/index.html

この間、記録されているものだけで29回の大小空襲を横浜は受けました。

鉄道被害もリブログで掲載しているほかにも、京急富岡駅での惨事や黄金町駅/仲木戸駅の惨状、など悲惨な状況が多々あったようです。

祖父は横浜野毛生まれ、当時は川崎在住でした祖母と母達は直接見えないにもかかわらず、疎開先の修善寺はたの山に登って、真っ赤に染まる東京/川崎/横浜だろう空を見ていたら涙が出てきた・・、と話していました。

人間同士が国家のエゴを建前にプロパガンダに煽動されて「合法的に殺しあう!?」戦争という行為、21世紀になった後も世界中で収束しません。

今回のコロナ禍もある意味「戦争」かもしれません。

ですか、とこぞのアニメのように、全世界の国家が地球連邦化していれば、もっと有益な感染症対策も採れたのではないでしょうか。

横浜空襲に限ったことではないですが、米軍は爆撃による直接的な破壊の他にも副次的な戦果を狙って爆撃発起点を設定してから爆撃を実行しています。囲い込みによる「人間殲滅」です。

爆弾/焼夷弾の直撃や爆発に巻き込まれて命を落とすよりも数段悲惨な最期を迎えた人達も多いです。

黄金町駅では圧死がありました。さらに空襲後、横浜市街地を取り巻く丘へ上がる道の途中で、何の外傷も見られない遺体が多く見受けられたそうです。

なぜか、それは市街地全域の地平面での猛火で空気が消耗され酸欠になり、それが徐々に丘を這い登っていった結果、坂を上って避難途中に無酸素域に追いつかれ、酸欠で窒息したと思しき遺体だったそうです。

コロナも最終的には肺の湿潤で肺胞が満たされ、溺れしぬことと同じ状況で亡くなると言われます。

戦争が無くならないのと同じく、今後、コロナ禍も連綿と続くのでしょうが、両方とも人間の叡智で乗り切れないものではないはずです。

なのに、戦争は無くならないしコロナも消せない。

人間という誰もが持っていて、自由に行使できる叡智、が通用しないものとは、一体なんなのてしょうか。

横浜大空襲の5/29を迎えるたびに、この「窒息死」の事を思い出してしまう小生です・・・。