広島駅周辺の広電電車 2020-4 -⑤ | 安芸もみじ / Historys, Trains, Townbikes - Hiroshima JAPAN

広島駅周辺の広電電車 2020-4 -⑤


4月5日に撮影した"広島駅周辺の広電電車"シリーズも、今回で最終回です。

路面電車の記事ではありますが、久しぶりな郷土史ブログとなりました。

ブログ内テーマには社寺・史跡・日本史や宮島と佐伯氏文化圏なるものがあるのですが。



横川貨物線跡は社寺・史跡・日本史にしましたが、今回はあくまで広電電車絡みということにしてます。

最終回の今回は広島駅から少し離れますが、廃線区間と路線変更の分岐点となる、的場町の写真です。

桜の花とも、いつまで併せて撮れるか分かりませんが、稲荷町から広島駅へ向けての着工は、今年の11月から開始すると公式発表がありました。



広島駅前~猿猴橋と走って来た比治山下経由の宇品行きは、荒神橋を渡ってポイントを左(写真奥)へ向かって曲がって行きますが。

新線開業のあかつきには、的場町~広島駅前間が廃線となるので、このポイントの向きが変り、左へ曲がっているレールは無くなり、右へ曲がるようになります。

線路は分岐しなくなるので、ポイントは廃されて、ただの交差点におけるカーブレールとなります。



もちろんなのですが、電停の表示も猿猴橋町の表記は無くなります。

冒頭からの3枚は単コロの800型ですが、的場町交差点の猿猴橋側から撮りました。

ここからの3枚は同じく単コロの700型ですが、上りの的場町電停からの写真です。



的場町から右へ曲がって行き、本線と合流するこの路線もまもなく見納めで、新線開業は2025(令和7)年の予定です。

2025年問題も謳われていますが、その頃の日本はどのような国になっているのでしょうね。

今、自宅の近所や町中で見かける小学生と同じ人数が、2025(令和7)年には軽度も含めて認知症患者の人数になると言われている、目の前の未来。



今回のコロナウィルスの猛威で医療崩壊が懸念されましたが、2025(令和7)年から2030(令和12)年に向けて、医療現場は自然崩壊を始めると言われています。

少子高齢化の影響が、ついに目前に迫りましたね。

子どもが欲しくてもできなかったご夫婦には申し訳なく思うのですが、私も含めてそうではない家庭で、こうなることは分かっていて、子どもを作らなかったのですから、仕方ありません。



みんなで仲良く、諦めましょう(笑)

さて的場町の由来ですが、江戸時代の後期には猿猴橋町界隈から的場町付近も開発されて、多くの人が暮らしていました。

当時は段原村の字で、的の製造をする源蔵(げんぞう)という職人が工房を構えていたことから、この一帯を的場と呼ぶようになったと伝わります。

1882(明治15)年に、段原村から独立して的場町となりましたが、源蔵の名前は猿猴橋町に本店を構える居酒屋として、今に伝わります。



写真は途中から、2009(平成21)年に撮影した2000型の内、広島駅でのものをUPしました。

今回のシリーズでは全て2006+2007の編成ですが、西広島駅で撮った後でJRに乗って広島駅へ先回りして撮ったものでした。

この後、再びJRに乗って西広島へ先回りし、新己斐橋の上から撮っています。

▼本日限定!ブログスタンプ

おすすめのこんにゃくレシピ、教えて!

こんにゃくの日


また機会があれば、フルサイズで他の写真もUPしますが、500pixで2009(平成21)年当時に『惜別 広電2000』のタイトルで公開済みです。

そう言えば、鉄道模型ではありませんが、トミーテックから広電の2000型が昔、発売されていました。

昭和30年代に時代の先駆けとして、鉄軌道直通の高速新性能電車として誕生し、広島の足として活躍し続けた2000型こそ、Nゲージ模型化に相応しいと私個人としては感じるところなんですが。

それでもメルカリで1万5,000円なんて値段がついていて、凄いなぁと思った次第です。


ところで広電の形式表記は2000形や800形といった"形"ではなく、"型"の字が公式なので私はこの字を使うのですけど。

"形"の字を使う人が多くて、こっちが一般化していますが、なぜなんでしょう。

一般化しちゃってるから多数派へ乗って、検索エンジンにかかりやすいように?

SEO対策とか?


と言うことで、最後は何のこっちゃな話しで終わってしまいました(笑)

少子化問題については、実際に諸問題があるので、一概に良い悪いとは言えないんですけど。

女性の社会進出を促す反面、家庭の在りかたとか行政のファロー体制などは構築しなかったので、もし何が悪いのかと特定しなければならないのなら、政府の国策による失敗としか言いようがありません。


製造や販売はある程度の機械化や外国人雇用で補えますが、国防と治安は日本人が自ら行わなくてはなりません。

が、それもままならなくなるのは時間の問題で、国力の低下は避けられない現状です。

新広島駅ビルが完成する2025(令和7)年は、日本国崩壊の入口だとしたら、未来は明るくないですね。

あ! 今日はこんにゃくの日を忘れてました・・・・広島の湯来温泉は"こんにゃくの刺身"が、名物なんですよ。

広島ブログ
どくしゃになってね…ペタしてね
スマホの方もPCの方も応援お願い致します
ブログトップページ