私が感じた「素敵な駅」、
幡生駅を紹介するコーナーの続きです。
(その1)参照
連絡通路の内部。
2020年という時代なのに、幡生駅にはエレベーター、エスカレーターというバリアフリーの要素は一切無いのが驚きです。ここが、時代に取り残された
「国鉄らしい」と感じる部分。1987年に国鉄が民営化されて33年。元号は昭和→平成→令和と変わりました。その間、ずっとほったらかしなのでしょうか。
連絡通路にある、1番・2番のりばへの案内板。
「下関・九州方面」
「九州」という書き方にスケールがでかいと感じるのは私だけでしょうか。
もっとも、九州はJR西日本のエリアではないので、責任回避と言えるかもしれません。
連絡通路にある時刻表。
連絡通路を渡って、階段を下りて・・・。
線路沿いを少し歩くと、改札口へと続きます(黄色い点字ブロックが目印ですね)。
ここで、駅事務所側から連絡通路、のりばの様子を撮影。
下関方面へと続く線路です。
それにしても、この駅の雰囲気。
ベルギーの国鉄にある田舎の駅を連想させるのはなぜでしょうか。
改札口。
有人改札となっています。下関駅は自動改札となっていますが、ここでは切符を駅係員に見せる形となっています。
SUGOCA、ICOCA、SuicaといったICカードは完全非対応。
下関駅から1駅移動しただけで、30年前にタイムスリップです。
改札を出て、外に出てみました。
JRの要素が全く無いというのも、逆に潔いと思います。あとはポストと自動販売機が申し訳程度に設置されているのみ。ここも30年以上前の「これぞ、国鉄!」の雰囲気がします。
駅舎の左隣にある建物は、トイレです。
駅からまっすぐ歩くと、タクシーのりば、バスのりばに出ます。
でも路線バス(サンデン交通)は、1時間に1本ほどしか来ません。
(その3・最終回)へと続きます。