今から13年前の車両の動きをAmazonで入手してきましたー。13年前は2007年、N700系量産車やE233系の本格投入が始まった年。大きな変化もあった年ですが、今と比べるとどうなのでしょうか?初回はJR東日本から見ていきます。

 

中原電車区(横ナハ)現 鎌倉車両センター中原支所 

 239両→250両 (+11両)

 2007年当時

・クモヤ145-116 クモハ12-052                  

・209系 0番台         6両×2編成    

・205系 0番台 1200番台  6両×32編成

・205系 1000番台      2両×3編成(南武支線用ワンマン対応)

     1100番台       3両×9編成(鶴見線用)

当時の多数派205系0番台(武蔵小杉にて)

 

 

現在

・クモハ12-052

・E233系8000番台       6両×35編成

    8500番台        6両×1編成

・205系1000番台        2両×3編成(南武支線用ワンマン対応)

     1100番台        3両×9編成(鶴見線用)

 

205系改造車や転属車だらけだった南武線も、今や1編成を除いてオール新造車に。編成数も2編成増えています。東京メガグループ恐るべし。

入換用だったクモヤ145は2013年に廃車。クモヤ12は東京車両センターで保存されています。

 

一方、全く動きのない鶴見線 支線用205系ですが、今後蓄電池車の実証実験も行われる予定で動向が注目されます。

 209系と205系

 

松戸車両センター(東マト)   運用線区 E231系 常磐線・UTL取手以南 成田線

                                                          E233系他 常磐緩行線 営団・メトロ千代田線 小田急線(E233系のみ)

 

467両→475両 (+8両)

2007年当時

・クモヤ143-12・20

・E231系 0番台 基本編成 10両×17編成

          付属編成 5両×19編成

・203系            10両×17編成

・207系            10両×1編成

・209系1000番台      10両×2編成

 

 

現在

E231系 0番台 基本編成 10両×19編成(2編成 三鷹から転属)

          付属編成  5両×19編成

E233系2000番台      10両×19編成

 

2007年と比べると比較的シンプルになったといえます。常磐快速線用E231系はUTL 開業による増発で2本が三鷹から組み換えの上転属してきましたが、今年のダイヤ改正で運転本数の整理が行われました。所定の本数が不足している武蔵野線への転属の可能性も考えられます。

 

常磐緩行線は3車種→1車種に車両統一が図られました。小田急線との相互乗り入れにより、運用範囲も広がり小田急線保安装置を装備していない車両はすべて淘汰されました。小田急線内では急行・準急運用も見られます。

常磐緩行線では発車メロディー廃止・ATO試験など先進的な取り組みがなされていますが、それとともにE233系もどのように変化していくのか注目です。

 

    小田急線内で急行運用につくE233系1000番台(狛江にて)

 

   次回は川越車両センター・鎌倉車両センターの予定です。