5月27日、相鉄は2020年度の設備投資計画を明らかにしました。
個人的に気になった点をいくつかピックアップ。
新型車両20000系を6本投入
JR直通線向けの12000系の導入が終わり、いよいよ始まる東急線直通用20000系の量産。2020年度は10両編成6本が導入される予定です。
気になるのは置き換えられる車両。新7000系は置き換え対象ではあるものの、昨年9月までに全編成が検査出場しており、その一方で8000系に検査期限が近い編成が存在します。*1
新7000系VVVV車と8000系初期車とではあまり車齢の差がなく、8702Fが廃車になったことを踏まえると、20000系導入までのつなぎとして(検査期限が近かった)新7000系の検査を受けさせても特に問題はなかったように見えます。
なお、20000系は東急直通線が開業した後の2023年度にも増備が予定されており、最終的に16本が揃う予定です。*2
既存編成のリニューアル 今年度は10000系10両編成1本
リニューアルの順番が回ってきた10000系。今年度は10両編成1本にリニューアルを施す予定です。機器更新を終えた10701Fが対象とみられます。
そんな10701Fは5月29日から6月8日の深夜に試運転を行う予定です。
資料を見る限り、今年度の8000系のリニューアルは行われず、残るリニューアル対象の5本は来年度以降に施工されると思われます。
ホームドアを主要駅に整備
相鉄におけるホームドアは2016年に横浜駅と昨年開業した羽沢横浜国大駅に設置されたのみでしたが、今年度は新たに、二俣川、大和、湘南台の3駅に設置される予定です。
ホームドア導入に伴うの準備もなされており、車両側では新車導入と既存編成のリニューアルによる定位置列車停止装置(TASC)の整備、施設側ではホームの補強が予定されます。
ホームドアは2022年度までに全駅で設置される予定です。*3
昨年度に開業したJR直通線が完成し、いよいよ本格化する東急直通線の準備。
コロナが収まるころには車両にも大きな変化が見られるはずです。
参考文献 相鉄公式ニュースリリース
http://cdn.sotetsu.co.jp/media/2020/pressrelease/pdf/r20-34-9f7.pdf
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