夏場は草が茂ってきて、冬場下回りにかからなかった藪もお邪魔虫になるお立ち台は多々あります。
ですから、小生の現役時代は画角にかかるところだけ「草踏み」をしたりして、車両の下回りが見えるように工夫したものです。
それが、いつのころからか鎌/ノコ持参の不心得者が出始めて、草刈/伐採をしだしたりして不評を買ってました。
このご仁、車追っかけ鉄のはしりだったせいか、素性のすぐばれる痛い車に乗ってお立ち台に出没するんで、「あ、またあいつが出た!」なんて鼻つまみ者になってましたっけね。
そんな、お邪魔虫の代表たる藪草ですが、こういう↓シチュエーションでは季節感を出してくれる場合もありました。
1980年代撮影 東海道線馬入川橋梁下り線
EF651097牽引、特急サロンエクスプレス「踊り子」
当時、冬場のこのお立ち台は渇水期の河川改修工事がなされていて、無粋な地面が露出していましたが、工事が中断する夏場には藪草がいい塩梅に茂って地面を隠してくれました。
お陰で初夏の色合いのコントラスト豊かな写真が撮れましたわ~。
こういう青空バックにはPFの特急塗装が良く似合いますね!。