おはなのしただん 北陸アルペンルート旅17 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

岩峅寺駅から再び立山線で戻ってきたのは、先ほど訪問した釜ヶ淵駅の一つ先のこちらです。

通勤時間帯も、のんびりローカル線をクロスシートで通勤できる富山県民の方が羨ましいです。
 
発車した列車を見送ります。
下車した駅は下段(しただん)駅です。
 
なんか寝台列車の区分けみたいな駅の名前、「げだん」かと思ったら「しただん」でした。
なんだかとってもかわいい駅名です。
 
では駅舎に向かいます。
ホーム待合部分と駅舎へのルートは隣の釜ヶ淵駅とそっくりです。
ベンチの脚の部分などが微妙に違います。
この二つの駅、画像編集アプリを使いこなせたら、間違い探しクイズに使えそうな駅ですねえ。
 
ではホームから駅舎に移動しましょう。
改札口は農家の納屋の入口みたい、雪かき道具もあって、ここだけみても九州では見ることができない光景です。
 
駅舎内部です。
ベンチがあるだけ。
壁には地元の幼稚園か保育園の園児の絵でしょうか、「おはなのしただん えき」と題された可愛らしい絵が目を引きます。
無人の古い木造駅舎はどうしても駅内が暗くなりますが、このような絵が飾ってあると駅舎も利用者の心も明るくなります。
 
振り返って、改札口です。
落書きがありキレイとは言えないのは残念ですが、まあ、地方の駅に行くと、どこでも目にする光景です。
 
改札口の床面です。
たまに地元の利用者の方から、こんなところを写真に撮っているワタシを不思議そうに見られることがあります。
 
まあそうですよね。
でも、ボロボロになった古いコンクリートや三和土、錆び付いた引き戸のレールとかを観察するのがとっても大好なのです。
古い木造駅舎じゃないと観察することができないこの造り。
訪問して良かったと思える瞬間でもあるのです…感動!
てか、この感動を分かち合える方は、ほとんどいないのですよ。なんとか広めたい!
 
ちょっと熱くなってきたので、駅の外に出ちゃいましょう。
お〜もっと熱くなっちゃう!
素晴らしい(=ボロボロの)木造駅舎、出入口がサッシじゃなかったらもっとよかったのにと思うのは贅沢です。
 
下見板貼りが、上の方はつぎはぎだらけ、でも屋根は補修してあって、まだまだ使ってやるという地鉄の気持ちが伝わります。
 
横に回ってみます。
 
さらに後ろに…
もう、これ以上うろつくと不審者と思われて通報されちゃうのでやめときます。
 
どこからみても素晴らしい木造駅舎、岩峅寺駅、釜ヶ淵駅をはじめこんな駅舎が近接する地鉄の駅、1日じゃあぜったい満足できない路線です。
 
 
乗り潰し率
69.986%

70.007%

 

ついに70%クリア!

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